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J-GLOBAL ID:201502203456986259   整理番号:15A1304903

252チャネル・マイクロホンアレイに基づく音響空間レコーディング/バイノーラルプレゼンテーションシステム

Sound-space recording and binaural presentation system based on a 252-channel microphone array
著者 (5件):
資料名:
巻: 36  号:ページ: 516-526 (J-STAGE)  発行年: 2015年 
JST資料番号: U0399A  ISSN: 1347-5177  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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高精細三次元(3D)音響空間情報のセンシングは,トータル3D空間音響技術の実現にとって非常に重要である。本論文では,対称的に高密度で配置されたマイクロホンを使用した3D音響空間情報のセンシング法を提案した。この手法は,SENZI(散りばめられた大量のマイクロホンを用いた対称オブジェクト)と呼ばれており,マイクロホンで録音された信号は単純に重みつけ加算されてリスナーの頭部伝達関数(HRTF)を合成し,レコーディング後でもリスナーが向いている方向を反映できる。SENZI法は球形マイクロホンアレイとフィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)を使用したリアルタイムシステムとして開発された。SENZIシステムでは,252個のエレクトリックコンデンサマイクロホン(ECM)が剛体球上にほぼ均一に分布している。マイクロホンの周波数応答の偏差は補償されるので,剛体球の伝達関数が使用できる。特に低周波数領域におけるマイクロホン内部雑音による合成音響空間の正確性低下を防ぐために,マイクロホンの信号対雑音比(SNR)が合成音響空間情報の正確性に与える影響を,伝達関数から構成された行列の制御条件数によって解析した。こうした解析の結果に基づき,コンパクトなSENZIシステムを実用化した。実験結果は,3D音響空間情報が本システムによって良好に表現されることを示した。(翻訳著者抄録)
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引用文献 (26件):
  • 1) H. Wallach, ``On sound localization,'' J. Acoust. Soc. Am., 10, 270-274 (1939).
  • 2) W. R. Thurlow and P. S. Runge, ``Effect of induced head movement in localization of direction of sound,'' J. Acoust. Soc. Am., 42, 480-488 (1967).
  • 3) J. Kawaura, Y. Suzuki, F. Asano and T. Sone, ``Sound localization in headphone reproduction by simulating transfer functions from the sound source to the external ear,'' J. Acoust. Soc. Jpn. (J), 45, 756-766 (1989) (in Japanese).
  • 4) J. Kawaura, Y. Suzuki, F. Asano and T. Sone, ``Sound localization in headphone reproduction by simulating transfer functions from the sound source to the external ear,'' J. Acoust. Soc. Jpn. (E), 12, 203-216 (1991).
  • 5) Y. Iwaya, Y. Suzuki and D. Kimura, ``Effects of head movement on front-back error in sound localization,'' <i>Acoust. Sci. & Tech.</i>, <b>24</b>, 322-324 (2003).
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