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J-GLOBAL ID：201502204059885019   整理番号：15A1311747

農耕地における外来雑草早期警戒システム

Development of early warning system for alien weeds in arable land

著者 (7件)： 黒川俊二 (農業・食品産業技術総合研究機構中央農業総合研究センター) ,  中谷敬子 (農業・食品産業技術総合研究機構中央農業総合研究センター) ,  澁谷知子 (農業・食品産業技術総合研究機構中央農業総合研究センター) ,  渡邊寛明 (農業・食品産業技術総合研究機構東北農業研究センター大山研究拠点) ,  浅井元朗 (農業・食品産業技術総合研究機構東北農業研究センター福島研究拠点) ,  今泉智通 (農業・食品産業技術総合研究機構中央農業総合研究センター) ,  小林浩幸 (農業・食品産業技術総合研究機構中央農業総合研究センター)
資料名： 雑草研究  (Journal of Weed Science and Technology)
巻： 60  号： 3  ページ： 101-106 (J-STAGE)  発行年： 2015年 
JST資料番号： G0809B  ISSN： 0372-798X  CODEN： ZASKAN  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 外来雑草の侵入防止,早期発見および対策実施のための「外来雑草早期警戒システム」を構築した。本システムは,「未侵入」,「侵入初期」および「蔓延」の各侵入段階ごとに対策実施が必要な外来雑草の優先順位を決定するシステムとした。順位付けは,未侵入期は「耕地版雑草リスク評価法(耕地版WRA)」,侵入初期は「防除の優先順位決定法」,蔓延期は被害面積に基づいておこなうものとした。本システムをWeb上のアプリケーションとして試験公開し,生態情報,分布,防除方法,防除事例などを参照できる雑草生物情報データベースとリンクさせた。現システムはダイズ作のみを対象としているが,今後は対象作物を広げ,地域版も作成する必要があると考えた。また,本システムを有効に活用するため,管理スケールごとの面的管理体制を構築することを提案した。

シソーラス用語： *ダイズ ,  畑地 ,  *雑草防除 ,  雑草 ,  外来種 ,  防止 ,  *警報システム ,  リスク評価 ,  優先度 ,  応用プログラム
準シソーラス用語： 外来雑草 ,  侵入防止 ,  *早期警戒システム ,  Webアプリケーション

分類 (3件)： 豆類  (FC03035U) ,  雑草による植物被害  (FC04062J) ,  植物の病虫害防除一般  (FC05010F)

引用文献 (13件)：

• 浅井元朗・黒川俊二・清水矩宏・榎本敬 2007.1990年代の輸入冬作穀物中の混入雑草種子とその種組成.雑草研究 52, 1-10.
• Auld, B. A. and S. B. Johnson 2014. Invasive alien plant management. CAB Reviews 9, 037, pp. 1-12.
• Groves, R. H., F. D. Panetta and J. G. Virtue (Editors) 2001. Weed Risk Assessment. CSIRO Publishing, pp. 244.
• 平岩確・林元樹・濱田千裕・小出俊則 2007.愛知県田畑輪換水田ほ場における帰化アサガオ類の発生状況.愛知県農総試研報 39, 25-32.
• Kurokawa, S. 2001. Invasion of exotic weed seeds into Japan, mixed in imported feed grains. FFTC Extension Bulletin 497, 1-14.

タイトルに関連する用語 (3件)： 農耕地 ,  外来雑草 ,  早期警戒システム