抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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a<sub>0</sub>(980)-f<sub>0</sub>(980)混合によりa<sub>0</sub>(980)及びf<sub>0</sub>(980)共鳴の構造を研究した。a<sub>0</sub>(980)-f<sub>0</sub>(980)混合はK<span style=text-decoration:overline>K</span>対を通じて行われるため,K<span style=text-decoration:overline>K</span>複合性から影響を受け,そしてこの混合はa<sub>0</sub>(980)-K<span style=text-decoration:overline>K</span>及びf<sub>0</sub>(980)-K<span style=text-decoration:overline>K</span>結合定数に比例する。まず崩壊幅の比としてa<sub>0</sub>(980)-f<sub>0</sub>(980)混合強度を定式化し,実験からのFlatteパラメータを用いてa<sub>0</sub>(980)-f<sub>0</sub>(980)混合強度を計算した。そしてBES実験によるa<sub>0</sub>(980)-f<sub>0</sub>(980)混合強度の実験値を再現できることを示した。カイラルユニタリー法によりFlatteパラメータを用いてa<sub>0</sub>(980)及びf<sub>0</sub>(980)共鳴に対するK<span style=text-decoration:overline>K</span>複合性を計算した。a<sub>0</sub>(980)及びf<sub>0</sub>(980)共鳴に対する混合強度とK<span style=text-decoration:overline>K</span>複合性の間の関係を論じ,a<sub>0</sub>(980)及びf<sub>0</sub>(980)共鳴が同時にK<span style=text-decoration:overline>K</span>分子状態になれないことを示した。