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J-GLOBAL ID：201502204252309075   整理番号：15A0290367

一歩行映像から取得される複数特徴を用いた個人認証

著者 (5件)： 村松大吾 (大阪大 産科研) ,  岩間晴之 (大阪大 産科研) ,  木村卓弘 (大阪大 産科研) ,  槇原靖 (大阪大 産科研) ,  八木康史 (大阪大 産科研)
資料名： 電子情報通信学会論文誌 A(Web)
巻： J97-A  号： 12  ページ： 735-748 (WEB ONLY)  発行年： 2014年12月01日 
JST資料番号： U0470A  ISSN： 1881-0195  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 歩行中の人物を認証する手法として本論文では歩行人物マルチバイオメトリック認証を提案する。提案手法では一歩行映像から顔,歩容,身長の異なるモダリティ特徴を抽出するとともに,歩行移動に伴う観測方向の変化に着目し,観測方向の異なる特徴も併せ抽出し,それらを統合して認証する。提案手法の有効な点は,複数モダリティ及び多視点特徴を一台のカメラから撮影された一歩行映像のみから抽出して認証に用いることであり,複数モダリティのみならず多視点特徴も考慮することで,単一モダリティ・単一観測方向に基づく特徴よりも認証精度改善が期待できる。大規模歩容データベースに対し行った評価実験では,提案手法により大幅な認証精度の改善が確認できた。例えば一観測方向の歩容特徴のみを使った等誤り率及び一位認識率は最高で1.80%及び91.14%であったのに対し,提案手法によりそれぞれ0.42%及び99.17%に改善した。(著者抄録)

シソーラス用語： *バイオメトリクス ,  *認証 ,  *歩容 ,  *特徴抽出 ,  撮像 ,  精度 ,  特性 ,  軌跡 ,  *顔 ,  推定 ,  評価 ,  誤り率 ,  実験 ,  位置推定 ,  *個人認証 ,  評価実験 ,  スコア化 ,  *歩容認証
準シソーラス用語： スコアリング ,  顔の特徴 ,  行動特性 ,  身体特性 ,  認識精度 ,  歩行軌跡 ,  *歩行認証

分類 (2件)： データ保護  (JD01020V) ,  パターン認識  (JE07000S)

引用文献 (59件)：

• A.K. Jain, P. Flynn, and A.A. Ross, Handbook of Biometrics, Springer Science+Business Media, LLC., 2008.
• M. Tistarelli, StanZ. Li, and R. Chellappa, eds., Advances in Pattern Recognition, Springer London, 2009.
• W. Zhao, R. Chellappa, P.J. Phillips, and A. Rosenfeld, “Face recognition: A literature survey,“ ACM Comput. Surv., vol.35, no.4, pp.399-458, Dec. 2003.
• A.F. Abate, M. Nappi,, D. Riccio, and G. Sabatino, “2D and 3D face recognition: A survey,“ Pattern Recognit. Lett., vol.28, no.14, pp.1885-1906, Oct. 2007.
• R. Jafri and H.R. Arabni, “A survey of face recognition techniques,“ J. Information Processing, vol.5, no.2, pp.41-68, June 2009.

タイトルに関連する用語 (3件)： 歩行 ,  映像 ,  個人認証