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J-GLOBAL ID：201502204476290877   整理番号：15A0968914

垂直上方連続鋳造法で作製した亜共晶Cu-Zr合金丸棒の特性

Characteristics of Hypoeutectic Cu-Zr Alloy Rods Produced by Vertical Upwards Continuous Casting

著者 (2件)： 村松尚国 (日本碍子) ,  赤岩正章 (日本碍子)
資料名： 銅と銅合金  (Journal of Japan Institute of Copper)
巻： 54  ページ： 179-184  発行年： 2015年08月01日 
JST資料番号： S0603A  ISSN： 1347-7234  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 亜共晶組成のCu-Zr合金を銅鋳型鋳造(CMC)法で作製すると微細なデンドライト組織が得られ,これらを強歪み伸線加工すると,高強度・高導電率を持つ線材が創製できる。しかし,CMC法は,量産には向かないという課題があった。本研究では,無酸素銅や黄銅の量産鋳造法の一つである垂直上方連続鋳造(VUCC)法に注目し,実用化を目標にCu-x at%Zr(x=0.25~5)合金丸棒材のパイロット製造を行った。これらの組織や特性を調べた。さらに,VUCC丸棒材の伸線加工性を調べ,亜共晶Cu-Zr合金に対するVUCC法の適用性について検討を行った。その結果,VUCC法は線材製造用の高強度・高導電性亜共晶Cu-Zr合金丸棒材の量産化への適用性が高いことを示した。

シソーラス用語： *銅合金 ,  ジルコニウム添加合金 ,  亜共晶合金 ,  *連続鋳造 ,  垂直型 ,  大量生産 ,  鋳造性 ,  *微細構造 ,  凝固組織 ,  *線引 ,  成形性 ,  機械的性質 ,  電気伝導率 ,  パイロット試験 ,  表面性状 ,  鋳肌 ,  鋳造欠陥 ,  電子顕微鏡観察 ,  X線回折分析 ,  結晶粒微細化 ,  引張強さ ,  伸び率 ,  走査電子顕微鏡法 ,  透過型電子顕微鏡法 ,  合金 ,  性質 ,  欠陥 ,  改変 ,  強度
準シソーラス用語： 微細組織 ,  伸線加工

分類 (3件)： 鋳造法,鋳込  (WC01030Q) ,  変態組織,加工組織  (WB01030N) ,  機械的性質  (WB02030U)

引用文献 (11件)：

• 村松尚国,小河伸行,木村久道,井上明久:銅と銅合金,49(2010),67-72.
• 村松尚国,木村久道,井上明久:日本金属学会誌,75(2011),159-165.
• 村松尚国,木村久道,井上明久:銅と銅合金,50(2011),199-203.
• 村松尚国,木村久道,井上明久:銅と銅合金,51(2012),31-36.
• http://www.rautomead.co.uk/resources/media/1311264032iwcctechnicalseminar_barcelona2009.pdf

タイトルに関連する用語 (6件)： 垂直上方 ,  連続鋳造法 ,  作製 ,  Cu ,  Zr合金 ,  丸棒