抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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熱アシスト磁気記録(HAMR)における記録時と書換え時における統計熱揺らぎ指標について,設計方法を荒い近似から統計的近似に改良した。即ち,異方性定数比K
u/K
bulkを最小化するようにHAMR媒体を設計するとともに,上記定数比との関係を明らかにした。検討の結果,光スポット径,熱スポット径,ならびに線速度は,媒体の設計に大きな影響を及ぼさないことが分かった。HAMRとSMRを組合わせたSHAMR,薄い記録層膜厚,ビット当たりのグレイン数が多い場合,ならびにグレインサイズの標準偏差が大きい場合には,律則は10年間の情報安定性であった。高密度磁気記録を実現するためには,媒体作製法を改善して,異方性定数比の増大を図ることが必要である。