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J-GLOBAL ID：201502204556634151   整理番号：15A1219583

炭素質分子ベアリングにおけるエネルギー変換プロセスの調節

Modulation of Energy Conversion Processes in Carbonaceous Molecular Bearings

著者 (10件)： HITOSUGI Shunpei (Dep. of Chemistry, Tohoku Univ., Aoba-ku, Sendai, 980-8578, JPN) ,  OHKUBO Kei ,  KAWASHIMA Yuki (Dep. of Material and Life Sci., Graduate School of Engineering, Osaka Univ., ALCA and SENTAN, JST, 2-1 Yamada-oka ...) ,  MATSUNO Taisuke (Advanced Inst. for Materials Res. (AIMR) and, JST, ERATO, Isobe Degenerate π-Integration Project, Tohoku Univ. ...) ,  KAMATA Sho (Dep. of Chemistry, Tohoku Univ., Aoba-ku, Sendai, 980-8578, JPN) ,  NAKAMURA Kosuke (Dep. of Chemistry, Tohoku Univ., Aoba-ku, Sendai, 980-8578, JPN) ,  KONO Hirohiko (Dep. of Chemistry, Tohoku Univ., Aoba-ku, Sendai, 980-8578, JPN) ,  SATO Sota ,  FUKUZUMI Shunichi ,  ISOBE Hiroyuki
資料名： Chemistry. Asian Journal  (Chemistry. Asian Journal)
巻： 10  号： 11  ページ： 2404-2410  発行年： 2015年11月 
JST資料番号： W1856A  ISSN： 1861-4728  CODEN： CAAJBI  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： ドイツ (DEU)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 離散分子構造を有する炭素状分子ベアリングのエネルギー学及び光線力学を研究した。ベルト持続管状シクロアリーレン及びフラーレン分子から成る超分子ベアリングのシリーズが光刺激を受け,光誘起電子移動プロセスにより電荷分離種を生成した。しかしながら,光励起と関連するエネルギー変換プロセスは,分子構造に依存して異なった。π延長管状分子がベアリングでの中間の三重項励起状態の発現を可能にした。このことは熱エネルギーへのエネルギー変換をもたらした。他方,フラーレン中の内包リチウムイオンにより誘起した低い電荷分離種は,後方電子移動プロセスが,三重項励起種を含むことなく生起することを可能にした。構造-光力学関係をMarcus理論で解析し,この動的超分子システムにおける大電子カップリングを明らかにした。Copyright 2015 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *軸受 ,  自然科学 ,  *炭素材 ,  *Marcus理論 ,  *エネルギー変換 ,  *分子素子 ,  ポリアリーレン ,  フラーレン ,  電子移動 ,  電荷分離 ,  光ポンピング ,  分子構造 ,  三重項 ,  励起状態 ,  エネルギー ,  リチウム化合物 ,  金属イオン ,  超分子 ,  ラジアル軸受 ,  エネルギー学 ,  リチウムイオン ,  光誘起電子移動 ,  熱エネルギー
準シソーラス用語： ジャーナル軸受 ,  三重励起状態 ,  炭素質材料 ,  *分子機械

分類 (1件)： 炭素とその化合物  (YB02060D)

物質索引 (1件)： 2,8-(6,12-ジヘキシルクリセン-2,8-ジイル)ビス(6,12-ジヘキシルクリセン-2,8-ジイル)(6,12-ジヘキシルクリセン)

タイトルに関連する用語 (5件)： 炭素質 ,  分子ベアリング ,  エネルギー変換 ,  プロセス ,  調節