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J-GLOBAL ID:201502204959746430   整理番号:15A1082615

近赤外LED光による食品中の混入異物検出装置の開発

著者 (6件):
資料名:
巻: 64  号: 10  ページ: 504-506  発行年: 2015年10月01日 
JST資料番号: G0027A  ISSN: 0367-5866  CODEN: HIHKA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 解説  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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食品製造業界にとって,食品中への異物混入は避けることのできない大きな課題である。現在,金属検知器やX線を導入した検査を行っている。しかしながら検知器を通過する金属異物も多く,人の毛髪や昆虫などの生物由来の異物検出には至っていない。既存のスーパルミネッセントダイオード(SLD)のアレイ化には,コスト的な問題を抱える。一方,発光ダイオード(LED)は,低消費電力をはじめ,安価で振動や衝撃にも強く,温度依存性が少ないことから工場内の悪条件にも耐えると考えられる。本研究では高出力なNIR-LED光による食品中の混入異物検出装置の開発を目的とした。なお,本装置の検出感度は,毛髪の大きさ(約100μmサイズ)とし,その検出速度は製造ライン(20m/min)を目標とする。高出力なNIR-LED光を用い,食品中の混入異物検出装置の開発に成功した。本装置の検出感度は,毛髪の大きさ(約100μm)を実現した。さらに,ボータブルで大面積なNIR-LED光源バネルを製作し,食品中の混入異物検出も達成していることから,製造現場への直接組み込みも可能である。しかしながら,本測定は,比画像処理時に同一な参照資料による透過光情報を必要とする。また,厚さのある食品やパッケージ化された食品における異物検出には至っていない。これは,食品表面間の隙間や内部状態,パッケージング材料等に依存しており,検出時のノイズ(散乱体)となるためである。
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分類 (2件):
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発光素子  ,  食品の検査・取締り 

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