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J-GLOBAL ID：201502205552387776   整理番号：15A0998632

合成梁に対する適用性の検証 梁にH形鋼を付加する耐震補強構法に関する研究 その2

RETROFIT EFFECTS FOR COMPOSITE BEAM-Study on Seismic Retrofit of Beam-to-column connection Using Supplemental H-section Haunches: Part 2-

著者 (5件)： 浅田勇人 (神戸大 大学院) ,  的場弘晃 (大林組) ,  的場弘晃 (神戸大 大学院) ,  田中剛 (神戸大 大学院) ,  山田哲 (東京工大 建築物理研セ)
資料名： 日本建築学会構造系論文集  (Journal of Structural and Construction Engineering (Transactions of AIJ))
号： 715  ページ： 1479-1487  発行年： 2015年09月30日 
JST資料番号： F0393B  ISSN： 1340-4202  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： H形断面補強材を用いて梁端の塑性変形能力を改善する耐震補強構法の合成梁への適用について,繰返し載荷実験および有限要素解析を行い検討し,以下の知見を得た。1)梁の上下に補強材を取付けると,正曲げ時,負曲げ時ともに既存梁の梁端の歪を無補強試験体に比べて大幅に低減することができる。また,梁の変形能力も向上し,期待した補強性能を発揮した。2)補強材を梁の下側のみに取付けた場合では,正曲げ時の下フランジに対する歪低減効果は上下補強とほぼ同程度となるが,負曲げ時の上フランジに対する補強効果は劣る。3)下側のみに補強材を取付ける場合でも,補強材の応力伝達性能を向上させることで,既存梁の負担する曲げモーメントを全塑性曲げ耐力以下に低減することが可能である。

シソーラス用語： *合成梁 ,  H形鋼 ,  *耐震補強 ,  補強材料 ,  端部 ,  塑性変形 ,  載荷試験 ,  繰返し荷重 ,  繰返し試験 ,  数値解析 ,  有限要素法 ,  歪 ,  応力伝達 ,  曲げモーメント ,  曲げ強さ ,  *柱梁接合部
準シソーラス用語： 繰返し載荷試験 ,  全塑性曲げ耐力 ,  有限要素解析 ,  梁端

分類 (2件)： その他の構造材料による構造  (RA04060H) ,  建築物の耐震,免震,制震,防振  (RB01035P)

タイトルに関連する用語 (7件)： 合成梁 ,  検証 ,  梁 ,  H形鋼 ,  耐震補強 ,  構法 ,  研究