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J-GLOBAL ID：201502205574751021   整理番号：15A0907581

冷媒の膨張と沸騰に基づく手のひらサイズのクライオプローブシステムおよびてんかん動物モデルへの応用

The Palm-Sized Cryoprobe System Based on Refrigerant Expansion and Boiling and Its Application to an Animal Model of Epilepsy

著者 (11件)： TOKIWA Tatsuji (Kyushu Inst. Technol.) ,  TOKIWA Tatsuji (Hiroshima City Univ.) ,  ZIMIN Lev (Kyushu Inst. Technol.) ,  ISHIZUKA Satoru (Kyushu Inst. Technol.) ,  INOUE Takao (Yamaguchi Univ.) ,  FUJII Masami (Yamaguchi Univ.) ,  ISHIGURO Hiroshi (Kyushu Inst. Technol.) ,  KAJIGAYA Hiroshi (Nippon Veterinary and Life Sci. Univ.) ,  OWADA Yuji (Yamaguchi Univ.) ,  SUZUKI Michiyasu (Yamaguchi Univ.) ,  YAMAKAWA Takeshi (Fuzzy Logic Systems Inst., Fukuoka, JPN)
資料名： IEEE Transactions on Biomedical Engineering  (IEEE Transactions on Biomedical Engineering)
巻： 62  号： 8  ページ： 1949-1958  発行年： 2015年08月 
JST資料番号： C0236A  ISSN： 0018-9294  CODEN： IEBEAX  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 本稿では,冷媒の膨張と沸騰に基づく新しいコンセプトを持つ手のひらサイズの冷凍プローブシステムを提案した。デザインコンセプトは,次のような利点をもたらした。1)選択された冷媒は,ストレージに適し,タンクが十分に密閉することができた。2)その結果,タンクが凍結するために必要な冷媒の量によって課される制約内で,できるだけコンパクトに設計できた。3)タンクユニット及びプローブユニットが非導電性,柔軟性および高圧の管により分離できるので,タンクユニットは,機械的振動及び電気的ノイズのプローブニードルチップ(PNT)を乱すことなく操作できた。そしてin vitro寒天実験およびin vivoラット実験をベースに,提案された冷凍プローブシステムが,一意的かつ再現可能にアイスボールを作成できることを見出した。また,ペニシリンG誘発性てんかん活動が提案されたシステムで組織を凍結することによって消失した。これらの結果は,凍結手術がてんかんのための有効な治療法であることを示唆した。

シソーラス用語： *冷媒 ,  膨張 ,  沸騰 ,  *てんかん ,  *実験動物 ,  *プローブ ,  凍結療法 ,  治療法
準シソーラス用語： 凍結手術 ,  *動物モデル

分類 (2件)： 医療用機器装置  (GA05020L) ,  脳・神経系モデル  (EL02050C)

タイトルに関連する用語 (10件)： 冷媒 ,  膨張 ,  沸騰 ,  手のひら ,  サイズ ,  クライオプローブ ,  てんかん ,  動物 ,  モデル ,  応用