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J-GLOBAL ID：201502205868549972   整理番号：15A1005421

光機能デザインのための多成分分子パズル:ゲストからホストへの電荷移動励起と組み合わさったLewis酸塩基対結晶の発光色の変化

Multicomponent Molecular Puzzles for Photofunction Design: Emission Color Variation in Lewis Acid-Base Pair Crystals Coupled with Guest-to-Host Charge Transfer Excitation

著者 (5件)： ONO Toshikazu (Kyushu Univ., Fukuoka, JPN) ,  ONO Toshikazu (JST-PRESTO, Saitama, JPN) ,  SUGIMOTO Manabu (Kumamoto Univ., Kumamoto, JPN) ,  SUGIMOTO Manabu (Inst. for Molecular Sci., Okazaki, JPN) ,  HISAEDA Yoshio (Kyushu Univ., Fukuoka, JPN)
資料名： Journal of the American Chemical Society  (Journal of the American Chemical Society)
巻： 137  号： 30  ページ： 9519-9522  発行年： 2015年08月05日 
JST資料番号： C0254A  ISSN： 0002-7863  CODEN： JACSAT  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ナフタレンジイミド誘導体(NDI)とトリス(ペンタフルオロフェニル)ボラン(TPFB)が作るLewis酸塩基対(1:2,ABP)に,2個のベンゼン誘導体(7種)がカプセル封じされた複合体を合成し,UV-Vis,光ルミネセンススペクトルおよび粉末X線回折でキャラクタライズした。メシチレン複合体の構造をX線回折法で決定した。結晶ではC(アレン)-H...F水素結合で形成されたABPの一次元鎖のNDI間に,2個のベンゼン誘導体分子が取り込まれた構造が形成されていること,発光極大波長とゲストのイオン化ポテンシャルには正の相関があること,発光はゲストからNDIへの電荷移動に由来することなどを明らかにした。

シソーラス用語： *多成分系 ,  *Lewis酸 ,  *Lewis塩基 ,  *分子化合物 ,  *電荷移動 ,  カプセル封じ ,  X線構造解析 ,  水素結合 ,  イオン化ポテンシャル ,  波長 ,  蛍光スペクトル ,  *ホスト-ゲスト化合物
準シソーラス用語： 一次元鎖 ,  最大強度 ,  *発光色

分類 (2件)： 有機化合物のルミネセンス  (BM08094A) ,  分子化合物  (CE02000C)

物質索引 (2件)： トリス(ペンタフルオロフェニル)ボラン ,  2,7-ビス(3-ピリジニル)ベンゾ[lmn][3,8]フェナントロリン-1,3,6,8(2H,7H)-テトラオン

タイトルに関連する用語 (10件)： 光機能 ,  デザイン ,  分子 ,  パズル ,  電荷移動 ,  励起 ,  Lewis酸 ,  塩基対 ,  結晶 ,  発光色