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J-GLOBAL ID：201502207438858249   整理番号：15A0885639

高頻度軌道検測データの軌道状態診断および保守計画策定への活用方法

Developing an Efficient Method of Applying High-Frequency Measured Track Inspection Data to Diagnosis of Track Condition and Establishment of Optimal Track Maintenance Strategy

著者 (9件)： 佐野弘典 (鉄道総合技術研) ,  佐野弘典 (JR九州) ,  三和雅史 (鉄道総合技術研) ,  山口剛志 (鉄道総合技術研) ,  山口剛志 (JR東日本) ,  吉田尚史 (鉄道総合技術研) ,  矢坂健太 (鉄道総合技術研) ,  矢坂健太 (JR西日本) ,  坂口和弘 (JR九州)
資料名： 鉄道総研報告  (鉄道総合技術論文誌)
巻： 29  号： 8  ページ： 47-52  発行年： 2015年08月01日 
JST資料番号： X0700A  ISSN： 0914-2290  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 近年,営業車両に搭載した軌道検測装置を用いて軌道変位等を毎日,あるいは数日に1回程度の高頻度で測定する方法が実用化されている。しかし,軌道状態の予測,診断を高精度に行うためには,膨大な量の検測データの処理法や活用法を確立する必要がある。そこで,高頻度検測データに適した軌道変位進みの算定法や処理方法を検討した。また,軌道変位の季節変動に着目し,履歴データから変動箇所を選択して,将来の状態推移を予測する手法を開発した。更に,これらの検討結果に基づいて,高頻度検測データに対応した軌道変位保守計画支援システムを開発した。本稿では,これらの結果について述べた。なお,本稿で扱う軌道変位とは,全て高低変位のことである。

シソーラス用語： *鉄道軌道 ,  *保線 ,  計測 ,  検査 ,  変位 ,  加速度 ,  状態推定 ,  診断 ,  保線機械
準シソーラス用語： マルチプルタイタンパ ,  軌道検測 ,  軌道変位 ,  *高頻度検測 ,  軸箱加速度 ,  *状態診断 ,  状態予測

分類 (1件)： 保線,鉄道防災  (RC07050X)

引用文献 (6件)：

• 佐野他:高頻度軌道検測データの効率的な活用方法,鉄道技術連合シンポジウムJ-RAIL 2014,2014
• 三和他:マルタイ作業計画作成システム,JREA,2003.7
• 吉田他:軌道状態評価モデルの新幹線軌道への適用とシステム化,土木学会第67回年次学術講演会,2012.9
• 佐野:高頻度軌道検測データの効率的な処理・活用法,日本鉄道施設協会誌,2015.4
• 三和他:レールおよび道床状態を考慮した軌道保守方法の最適選択モデルの構築,鉄道総研報告,Vol.26,No.2,pp.13-18,2012

タイトルに関連する用語 (6件)： 頻度 ,  軌道検測 ,  軌道 ,  診断 ,  保守計画 ,  活用