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J-GLOBAL ID:201502207585697234   整理番号:15A0885637

波状摩耗管理のための可搬型レール凹凸連続測定装置の実用化

Practical Application of Rail Surface Roughness Continuous Measurement Trolley for Maintenance of Rail Corrugation
著者 (3件):
資料名:
巻: 29  号:ページ: 35-40  発行年: 2015年08月01日 
JST資料番号: X0700A  ISSN: 0914-2290  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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レール波状摩耗は,車両走行に伴い沿線に著しい騒音・振動を引き起こすのみならず,励起された振動によって軌道変位進みを助長したり,軌道部材の劣化を引き起こしたりすることがわかっている。レール波状摩耗を管理するためには,その発生状況を把握する必要があるが,日本では,保守用車牽引タイプのレール凹凸連続測定装置は実用化されてきたものの,簡易に持ち運び可能な装置はなかった。そこで,本研究では地上で連続的にレール凹凸を測定する手法について検討し,可搬型のトロリータイプの装置を開発した。さらに,本装置の制御および簡易なデータ処理を行うためのソフトウェアを開発した。ここでは開発した装置およびソフトウェアの概要,および本装置を活用したレール波状摩耗の効率的な管理手法について述べた。検討結果を列挙すると次の通りである。1)開発したレール凹凸連続測定装置は,センサを偏心矢配置することにより,検測特性が0となる周波数帯域を無くし,一般的な波状摩耗の波長帯域で高い検測倍率を達成した。その結果,再現性確認試験では,内軌波状摩耗,外軌波状摩耗共に高い精度で検出できることがわかった。2)開発したソフトウェアは,現場で必要な機能を有しており,一般ユーザー向けの装置の実用化に寄与するものと考えられる。3)レール凹凸連続測定装置とレール波状摩耗モニタリングを併用することにより,レール削正を効率的に施工することができ,レール波状摩耗の効率的な管理が行える可能性を示した。
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分類 (1件):
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保線,鉄道防災 

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