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J-GLOBAL ID：201502208802600240   整理番号：15A1368544

果実生産の十分に活用されていない副産物(Choerospondias axillarisの皮)からのポリフェノール類の分離及び特性化:解糖酵素に対するプロアントシアニジンの阻害活性

Separation and characterization of polyphenolics from underutilized byproducts of fruit production (Choerospondias axillaris peels): inhibitory activity of proanthocyanidins against glycolysis enzymes

著者 (7件)： LI Qian (State Key Lab. of Food Sci. and Technol., Nanchang Univ., Nanchang 330047, Jiangxi, P.R. China. [e-mail]) ,  CHEN Jun ,  LI Ti ,  LIU Chengmei ,  ZHAI Yuxin ,  MCCLEMENTS David Julian ,  LIU Jiyan
資料名： Food & Function  (Food & Function)
巻： 6  号： 12  ページ： 3693-3701  発行年： 2015年12月02日 
JST資料番号： W2339A  ISSN： 2042-6496  CODEN： FFOUAI  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 食品加工業の廃棄物であるChoerospondias axillaris果実の皮から生物活性プロアントシアニジン類を分離した。組成分析はプロアントシアニジン類が,主にエピカテキンガラートまたはエピカテキンからなる拡張単位をもち,末端単位が,主にカテキンからなることを示した。モノマー,ダイマー及びトリマーを含む多くのポリマー形態を検出した。いくつかの分画は用量依存的に,強いαアミラーゼまたはα-グルコシダーゼ阻害を示した。さらにその阻害活性は,ポリマー化及びガロイル化の度合いに依存した。たとえばもっとも生物活性画分は,それぞれ541及び3.1μg mL^-1のα-アミラーゼ及びα-グルコシダーゼ阻害活性(IC₅₀値)を有していた。本研究はC.axillaris皮からのプロアントシアニジン類は,in vitroで炭水化物消化酵素を阻害し,したがって機能性食品また医療食における抗糖尿病成分となり得る可能性があることを示すものである。Copyright 2015 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST

シソーラス用語： *ウルシ科 ,  果皮 ,  食品副産物 ,  廃物利用 ,  フラボノイド ,  多量体 ,  分析 ,  酵素阻害剤 ,  血糖降下薬 ,  *血糖降下作用 ,  成分 ,  多価フェノール ,  酸素複素環化合物 ,  芳香族縮合化合物 ,  ポリオール ,  芳香族カルボン酸 ,  カルボン酸エステル ,  植物成分
準シソーラス用語： *Choerospondias axillaris ,  αグルコシダーゼ阻害剤 ,  α-アミラーゼ阻害剤 ,  プロアントシアニジン類 ,  組成分析

分類 (2件)： 植物の生化学  (EH01050J) ,  糖質代謝作用薬の基礎研究  (GW13020Q)

物質索引 (3件)： エピカテキン ,  エピカテキンガラート ,  カテキン

タイトルに関連する用語 (9件)： 果実 ,  活用 ,  副産物 ,  ポリフェノール類 ,  特性化 ,  解糖 ,  酵素 ,  プロアントシアニジン ,  阻害活性