対向拡散法によるプロピレン/プロパン分離用ZIF-8膜の作製における反応温度の影響

HARA Nobuo; YOSHIMUNE Miki; NEGISHI Hideyuki; HARAYA Kenji; HARA Shigeki; YAMAGUCHI Takeo

文献

J-GLOBAL ID：201502209073192060 整理番号：15A0783974

対向拡散法によるプロピレン/プロパン分離用ZIF-8膜の作製における反応温度の影響

Effect of Temperature on Synthesis of ZIF-8 Membranes for Propylene/propane Separation by Counter Diffusion Method

出版者サイト {{ this.onShowPLink() }} 複写サービスで全文入手 {{ this.onShowCLink("http://jdream3.com/copy/?sid=JGLOBAL&noSystem=1&documentNoArray=15A0783974&COPY=1") }}
高度な検索・分析はJDreamⅢで {{ this.onShowJLink("http://jdream3.com/lp/jglobal/index.html?docNo=15A0783974&from=J-GLOBAL&jstjournalNo=F0042A") }}

著者 (6件)： , , , , ,
資料名：
巻： 58 号： 4 ページ： 237-244 発行年： 2015年07月01日
JST資料番号： F0042A ISSN： 1346-8804 CODEN： JJPIAP 資料種別：逐次刊行物 (A)
記事区分：原著論文発行国：日本 (JPN) 言語：英語 (EN)

金属有機構造体の一種であるzeolitic imidazolate framework-8(ZIF-8)は,プロピレン/プロパン分離用の新規膜素材として注目される。ZIF-8膜の作製方法として,直接重合法,二次成長法,および対向拡散法が報告されている。特に対向拡散法は,分離層における欠陥を大幅に低減できることが特長である。本研究では,対向拡散法を用いたZIF-8膜の作製において,反応温度がZIF-8膜の構造とプロピレンとプロパンの透過特性に与える影響を検討した。α-アルミナ多孔質中空管を支持体として用いて,反応温度25~125°Cの範囲において対向拡散法によるZIF-8膜の作製を行った。反応温度25°Cにおいて得られたZIF-8膜は,ZIF-8層厚さが70μmであったが,反応温度125°CにおいてはZIF-8層厚さが40μmに減少した。反応温度100°Cにおいて,プロピレン透過度22×10^-9mol m^-2 s^-1 Pa^-1,プロピレン/プロパン理想分離係数10が得られた。各反応温度において得られたZIF-8膜の構造の解析と,単成分および混合成分のプロピレンとプロパンの透過特性の解析を行った。(著者抄録)

, , , , , , , , , , , , , ,
,

膜分離 , その他の無機化合物の薄膜

, ,

引用文献 (29件)：

1) Baker, R. W., Ind. Eng. Chem. Res., 41, 1393 (2002).
2) Mauhar, S. M., Barjaktarovic, B. G., Sovilj, M. N., Chem. Pap., 58, 386 (2004).
3) Yao, J. F., Wang, H. T., Chem. Soc. Rev., 43, 4470 (2014).
4) Park, K. S., Ni, Z., Cote, A. P., Choi, J. Y., Huang, R. D., Uribe-Romo, F. J., Chae, H. K., O’Keeffe, M., Yaghi, O. M., Proc. Natl. Acad. Sci. USA, 103, 10186 (2006).
5) Zhang, C., Lively, R. P., Zhang, K., Johnson, J. R., Karvan, O., Koros, W. J., J. Phys. Chem. Lett., 3, 2130 (2012).

, , , , ,

前のページに戻る