文献

J-GLOBAL ID：201502209076624905   整理番号：15A1303345

ビール大麦「アスカゴールデン」の高品質安定栽培法

Cultivation Method for High Quality and Stable Yield in the Malting Barley Cultivar “Asuka Golden”

著者 (13件)： 山口昌宏 (栃木県農試) ,  豊島貴子 (栃木県下都賀農業振興事務所) ,  豊島貴子 (栃木県農試) ,  大山亮 (栃木県農試) ,  大関美香 (栃木県農試) ,  関和孝博 (栃木県農試) ,  鈴木康夫 (栃木県上都賀農業振興事務所) ,  鈴木康夫 (栃木県農試) ,  薄井雅夫 (栃木県 農政部) ,  薄井雅夫 (栃木県農試) ,  加藤常夫 (栃木県農試) ,  五月女敏範 (栃木県 安足農業振興事務所) ,  五月女敏範 (栃木県農試)
資料名： 栃木県農業試験場研究報告  (Bulletin of the Tochigi Prefectural Agricultural Experiment Station)
号： 73  ページ： 1-9  発行年： 2015年03月30日 
JST資料番号： Y0412A  ISSN： 0388-9270  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ビール大麦新品種アスカゴールデンは2012年に栃木県奨励品種に採用され,普及拡大が進められている。そこで高品質安定生産を図るため,施肥量,播種量および播種期が,生育,収量性および麦芽品質等に与える影響について検討した。アスカゴールデンはサチホゴールデンと異なり,多肥にすると整粒歩合が低下するため,多肥と標準肥で整粒重に有意差が見られなかった。また麦芽エキスは標準肥が最も優れた値を示した。アスカゴールデンは播種量を少なくしてもサチホゴールデンより穂数が多く,同程度に整粒重が重かった。しかし播種量が多いと減収率が大きかった。播種期については,10月下旬の早播では千粒重が低下,11月下旬播種の遅播では成熟が遅れ,子実粗蛋白質含量が増加した。以上のことから,施肥量はサチホゴールデンより少ない窒素成分でa当たり0.55~0.65kg,播種量はサチホゴールデンより少ないa当たり0.65~0.70kgが適正と考えられた。播種期は慣行の11月第3から第4半旬(県南部)が適期であった。(著者抄録)

シソーラス用語： *ビールムギ ,  *オオムギ ,  *品質 ,  *品種 ,  エキス ,  麦芽 ,  時期 ,  *生産
準シソーラス用語： *アスカゴールデン ,  サチホゴールデン ,  *安定生産 ,  *高品質 ,  *栽培方法 ,  施肥量 ,  奨励品種 ,  播種期 ,  播種量 ,  麦芽エキス ,  麦芽品質

分類 (1件)： 麦  (FC03033M)

タイトルに関連する用語 (4件)： ビール ,  大麦 ,  品質安定 ,  栽培