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J-GLOBAL ID：201502209374802417   整理番号：15A0970025

チタン系酸化物への新しいキャリア注入法の開発と機能性素子への展開

Development of Carrier Injection Technique into Titanium Based Oxides and its Application to Functional Devices

著者 (1件)： 武田博明 (東京工大 大学院理工学研究科)
資料名： 日本板硝子材料工学助成会成果報告書(CD-ROM)  (Nippon Sheet Glass Foundation for Materials Science and Engineering Report (CD-ROM))
巻： 33  ページ： 96-100  発行年： 2015年 
JST資料番号： X0948B  ISSN： 1883-3128  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： キュリー温度が高い非鉛系ペロブスカイト型チタン酸化物である(Bi_1/2A_1/2)TiO₃(A=Na,K;BNT,BKT)を固溶させたチタン酸バリウム系半導体セラミックスの作製を試みた。BNTを固溶させた系において,Caドープにより半導体化することがわかり,その導電性を生じる欠陥生成(キャリア生成)メカニズムを明らかにした。また,BKTを固溶させた系において,低酸素濃度焼成で半導体化することがわかった。さらに,導電モードSEMによる粒界の電気的特性を評価した結果,二重ショットキー障壁の存在を示す粒界が観察された。(著者抄録)

シソーラス用語： *キャリア注入 ,  *機能素子 ,  *チタン酸塩 ,  *ナトリウム化合物 ,  *ビスマス化合物 ,  *カリウム化合物 ,  固溶体 ,  チタン酸バリウム ,  半導体 ,  カルシウム ,  ドーピング ,  格子欠陥 ,  キャリア生成 ,  Schottky障壁 ,  結晶粒界 ,  *サーミスタ ,  半導性 ,  Curie温度 ,  相組成 ,  同定 ,  格子定数 ,  化学組成 ,  電気抵抗率 ,  温度依存性 ,  電気化学インピーダンス ,  電気伝導 ,  誘電率 ,  バリウム化合物 ,  炭酸塩 ,  酸化チタン ,  酸化ビスマス ,  炭酸ナトリウム ,  酸化カルシウム ,  炭酸カルシウム ,  焼成 ,  材料
準シソーラス用語： *チタン酸ビスマスカリウム ,  *チタン酸ビスマスナトリウム ,  二酸化チタン ,  欠陥形成 ,  交流インピーダンス ,  炭酸バリウム ,  電子伝導 ,  無鉛材料

分類 (2件)： セラミック・陶磁器の製造  (YC03020V) ,  熱電デバイス  (NC03090J)

引用文献 (5件)：

• O. Saburi, J. Phys. Soc. Jpn. 14(1959) 1159.
• G. A. Smolensky, V. A. Isupov, A. I. Agranovskaya and N. N. Krainic, Sov. Phys. Solid State 2(1961) 2651.
• T. Tateishi, T. Hoshina, H. Takeda, and T. Tsurumi, J. Ceram. Soc. Jpn. 119(2011) 828.
• T. Kolodiazhnyi, A. Petric, M. Niewczas, C. Bridges, A. Safa-Sefat, and J. E. Greedan, Phys. Rev. B 68(2003) 085205 .
• W. Heywang, J. Am. Ceram. Soc. 47(1964) 484.

タイトルに関連する用語 (6件)： チタン ,  酸化物 ,  キャリア注入 ,  開発 ,  機能性 ,  展開