文献
J-GLOBAL ID:201502210273832852   整理番号:15A1223850

高脂肪食を与えたマウスにおいてマルチトールは脂肪肝退行の進行を抑える

Maltitol Prevents the Progression of Fatty Liver Degeneration in Mice Fed High-Fat Diets
著者 (6件):
資料名:
巻: 18  号: 10  ページ: 1081-1087  発行年: 2015年10月 
JST資料番号: W2343A  ISSN: 1096-620X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
非アルコール性の脂肪肝症(NAFLD)は脂肪性肝炎から最後には肝硬変や肝癌へと進行する。この過程を肝脂肪退行の初期の段階で食い止めることは重要である。マルチトールはマルトースへの水素添加により生成するポリオールである。我々は高-脂肪食モデルを用い,C57BL/6雄マウスにおける肝脂肪退行処理におけるマルチトールの影響を検討した。8週間の5.0%マルチトールの摂取は体重増加と肝脂肪退行,高血糖,高コレステロール症を著しく抑制した。マルチトールの摂取によりステロール制御エレメント-結合蛋白質1c(SREBP1c)のmRNA発現が大きく低下し,ファルネソイドX受容体(FXR),パーオキシソーム増殖-活性化受容体(PPARα)とヒドロキシメチルグルタリル-CoAレダクターゼの発現が肝臓において大きく上昇した。SREBP1cの上昇とFXRとPPARα発現の抑制はNAFLDと関連している。我々の結果はマルチトールが高-脂肪食によるNAFLDの脂肪症を抑える可能性を示している。
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
消化器の疾患  ,  砂糖以外の糖 
物質索引 (1件):
物質索引
文献のテーマを表す化学物質のキーワードです
タイトルに関連する用語 (4件):
タイトルに関連する用語
J-GLOBALで独自に切り出した文献タイトルの用語をもとにしたキーワードです

前のページに戻る