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J-GLOBAL ID：201502210284329354   整理番号：15A0898618

ハス効果の理論的説明: ハスの葉表面からナノ構造の除去による超疎水性特性の変化

Theoretical Explanation of the Lotus Effect: Superhydrophobic Property Changes by Removal of Nanostructures from the Surface of a Lotus Leaf

著者 (8件)： YAMAMOTO Minehide (Ryukoku Univ., Otsu, JPN) ,  NISHIKAWA Naoki (Mitsuboshi Belting Ltd., Kobe, JPN) ,  MAYAMA Hiroyuki (Hokkaido Univ., Sapporo, JPN) ,  NONOMURA Yoshimune (Yamagata Univ., Yamagata, JPN) ,  YOKOJIMA Satoshi (Tokyo Univ. Pharmacy and Life Sci., Tokyo, JPN) ,  YOKOJIMA Satoshi (RIKEN, Saitama, JPN) ,  NAKAMURA Shinichiro (RIKEN, Saitama, JPN) ,  UCHIDA Kingo (Ryukoku Univ., Otsu, JPN)
資料名： Langmuir  (Langmuir)
巻： 31  号： 26  ページ： 7355-7363  発行年： 2015年07月07日 
JST資料番号： A0231B  ISSN： 0743-7463  CODEN： LANGD5  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 天然のハスの葉の超疎水性特性を,理論的に研究した。二重粗さ構造をもつ天然の葉の表面特性を,有機溶媒に浸漬してナノ構造を消失した表面と比較した。ハス効果からバラ-花弁効果への動的濡れ挙動の変化を,ワックス結晶の消失に起因して見出した。表面構造を,ボックス肺計数法により分析し,観察した現象を以前の理論を拡張して説明した。超疎水性ハス効果を示すハスの葉の表面を,エタノールに浸漬して植物ワックスを除去した,結果として,ハス効果は消失して,水滴の接触角は,元の表面の161°から122°に劇的に減少して,水滴は表面にピン止めされた。

シソーラス用語： *ハス属 ,  *葉 ,  ナノ構造 ,  *疎水性 ,  接触角 ,  ワックス ,  濡れ ,  水滴 ,  走査電子顕微鏡 ,  脂肪族アルコール
準シソーラス用語： SEM【顕微鏡】 ,  *超疎水性 ,  濡れ性 ,  *蓮

分類 (1件)： 固-液界面  (CB12050B)

物質索引 (1件)： エタノール

タイトルに関連する用語 (6件)： ハス ,  理論 ,  説明 ,  葉 ,  ナノ構造 ,  超疎水性