抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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画像処理をベースとした形状復元技術および撮影位置推定技術であるSfMを災害情報収集と調査観測に活用するための試行的な研究を行った。小型UAVと手持ちカメラで写真画像を撮影しSfMで三次元モデルを作成した。その結果,斜面災害発生地域において,0.5m間隔の細密地形図や位置誤差1m程度のオルソフォトを生成することができた。また歴史災害資料である1927年に建立された石碑では,その文字を明瞭に復元,判読することができた。SfMと小型UAVによって,安全,簡便,低コストに,数cm級の精度を持つ三次元地形モデルの生成や,歴史災害資料の判読ができることを示した。今後,これらの技術は自然災害や地形調査,歴史災害の資料調査等において革新的なツールとして活用されると考える。(著者抄録)