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J-GLOBAL ID：201502211107311654   整理番号：15A0863028

オホーツク海に面した海岸道路の波遡上に伴う盛土被害の発生条件とその対策

著者 (4件)： 本間大輔 (土木研 寒地土木研) ,  井元忠博 (土木研 寒地土木研) ,  山本泰司 (土木研 寒地土木研) ,  山本泰司 (港湾空港技研)
資料名： 寒地土木研究所月報  (土木研究所寒地土木研究所月報)
号： 746  ページ： 25-31  発行年： 2015年07月10日 
JST資料番号： G0057A  ISSN： 1881-0497  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 冬期のオホーツク海は,流氷に覆われることにより,波浪が低く抑えられているが,温暖化による流氷勢力の減少や水位上昇に起因する沿岸部の波高増大が懸念される。近年は,海岸に来襲する波高が増加傾向にあり,オホーツク海沿岸に位置する道路盛土が,高波時に侵食される被害が報告されている。被害の発生した海岸は,比較的緩い自然勾配からなる複合勾配地形だった。本研究では,オホーツク海沿岸域における最近の波浪状況を把握するとともに,今後の維持管理に資するため,水理模型実験によって過去の被災事例における波の遡上特性を明らかにして,盛土被害の発生条件と対策工法を検討した。

シソーラス用語： *オホーツク海 ,  北海道 ,  流氷 ,  海氷 ,  *波高 ,  最大値 ,  *沿岸道路 ,  遡上 ,  波動 ,  *損害 ,  盛土 ,  *侵食作用
準シソーラス用語： 海岸道路 ,  最大波高 ,  盛土被害 ,  波遡上 ,  有義波高

分類 (2件)： 海岸工学  (RC13000X) ,  土工計画,土工事  (RA07050R)

引用文献 (11件)：

• IPCC第5次評価報告書 第1作業部会報告書 政策決定者向け要約. 気象庁暫定訳(2014年3月6日版),pp.23-24
• 菅原吉浩,山之内順,山本泰司(2012):海氷減少を考慮したオホーツク海における波浪の将来変化,土木学会論文集B2(海岸工学),Vol.68,pp.1221-1225.
• 山之内順,菅原吉浩,関口浩二(2011):オホーツク海沿岸における流氷勢力の変動と確率波高の変化について,北海道開発技術研究発表会論文,第55回.
• 越智聖志,木村克俊,宮武誠,上久保勝美:国道238号猿払海岸道路における路肩部の高波被害とその復旧,土木学会論文集B3(海洋開発),Vol.68,pp.876-881,2012.
• 武田光邦,山本隆,及川秀一:一般国道238号猿払村における海岸侵食被害状況と復旧後の管理体制について,北海道開発技術研究発表会,第50回,2006.

タイトルに関連する用語 (7件)： オホーツク海 ,  海岸道路 ,  波 ,  遡上 ,  盛土 ,  被害 ,  対策