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J-GLOBAL ID：201502211613149652   整理番号：15A0883802

配電線センサー情報による区間単位での太陽光発電出力推定手法の開発

著者 (3件)： 坂口潤一 (電力中研) ,  上村敏 (電力中研) ,  松田勝弘 (東北電力 研開セ)
資料名： 電力中央研究所システム技術研究所研究報告  (電力中央研究所システム技術研究所調査報告)
号： R14012  ページ： 28P  発行年： 2015年06月 
JST資料番号： L1889B  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 太陽光発電(PV)が配電系統に大量連系すると,電圧上昇等の電力品質の問題だけでなく,実際に配電線にかかっている需要が発電量と相殺され,実態の把握が困難になる。そのため,供給支障事故発生時の融通計算や,設備形成のための需要想定を見誤ることにより,配電線に過負荷が生じ,断線等が懸念される。本研究では,負荷およびPV出力の変動特性を分析し,これに基づき電力会社が取得可能な配電線センサ情報,およびPV力率(既知)を使用した区間単位でのリアルタイムPV出力推定手法を開発した。配電線センサ情報とは,配電線に設置したセンサ開閉器等で計測した電圧,電流,力率等の情報である。提案した手法の精度を実測値との比較により検証して,提案手法の妥当性を確認した。

シソーラス用語： *配電系統 ,  *太陽光発電 ,  出力 ,  *推定 ,  特性 ,  情報 ,  実時間処理 ,  事故防止 ,  系統連系
準シソーラス用語： 発電出力 ,  *電力推定 ,  変動特性 ,  センサー情報

分類 (2件)： 配電(事業者側)  (NB05040R) ,  太陽光発電  (NB03090G)

引用文献 (5件)：

• 内川,上村,「配電系統における太陽光発電出力と負荷カーブの分離手法の開発と電圧不平衡対策への適用」,電力中央研究所 研究報告R08012.2009
• 山田,石亀,元治,「先験情報を活用したICAによる系統連系太陽光発電の出力推定手法」,電気学会論文誌 B,2011,Vol.131,No.5,pp.421-428
• 安永,原,北,田中,「配電系統における潮流情報を用いた負荷量とPV出力のオンライン推定」,電気学会論文誌 B,2012,Vol132,No.12,pp.942-951
• 河野,浅井,中西,久次米,永野,北条,「太陽光発電が連系された配電系統の有効・無効電力推定の検討」,平成26年電気学会全国大会,2014,6-137
• 電気協同研究会,「配電系統における力率問題とその対応」,第66巻 第1号,2011

タイトルに関連する用語 (6件)： 配電線 ,  センサー情報 ,  太陽光発電 ,  推定 ,  手法 ,  開発