抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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固体型Ag/AgCl電極を対極へ適応し,作用極と対極の二つのAg/AgCl電極間の電気化学インピーダンスを測定してClイオン濃度を計測する方法を提案し,その有効性を示した。化学平衡反応から,溶液中のCl
-イオン濃度に応じてAgCl膜内での抵抗値が減少することを利用する測定原理を示した。AgClとPtの3種の電極条件で,NaCl,KCl,およびKNO
3の3種の水溶液について,Clイオン濃度範囲を変化させてインピーダンス測定実験を行い,結果を考察した。AgCl電極がCl
-イオンに選択的に反応し,濃度依存性があること,および温度によるインピーダンス変化があると述べた。