抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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平日の大学講義棟内には多数の学生が存在し,休憩時間中に教室間を移動する際,あるいは火事や地震などの災害が発生した際には,学生が群集として一度に移動するため,いくつかの場所で混雑が発生する。このような混雑の発生箇所では,一部の学生が転倒したり,災害時にパニックに陥ったりすることで,群集事故につながる危険性がある。群集事故の危険性を低減するためには,過密状態を緩和する措置についての議論が必要である。本研究では,マルチエージェントシミュレーションにおけるポテンシャルモデルを用いて,学生の移動をモデル化し,関西大学の理工系講義棟を対象として混雑が発生しやすい箇所を特定する。また,混雑度合の時間的な推移を検証することを目的とする。(著者抄録)