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J-GLOBAL ID：201502212992622889   整理番号：15A1364247

長期海洋暴露試験に基づくコンクリートの塩化物イオン拡散性状に関する検討

著者 (3件)： 与那嶺一秀 (港湾空港技研) ,  山路徹 (港湾空港技研) ,  審良善和 (鹿児島大)
資料名： コンクリート構造物の補修,補強,アップグレード論文報告集  (Proceedings of the Concrete Structure Scenarios, JSMS)
巻： 15  ページ： 281-284  発行年： 2015年10月16日 
JST資料番号： L6941A  ISSN： 1346-7492  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 本検討では,配合が既知である港湾工事の際に作製されたコンクリートを用いた供試体を実海洋環境下に暴露し,塩化物イオン拡散性状について検討を行った。その結果,暴露約5~6年の結果は,暴露約1年当初のD_apと比較して半分以下となる傾向が見られた。また,大半については2012年に改訂されたコンクリート標準示方書の提案式と比較すると,同程度の値を示すものが多かった。(著者抄録)

シソーラス用語： *コンクリート ,  *港湾 ,  建設工事 ,  *塩化物 ,  アニオン ,  *拡散 ,  *曝露試験 ,  海洋環境 ,  空隙率 ,  拡散係数
準シソーラス用語： 見掛の拡散係数 ,  港湾工事

分類 (3件)： モルタル,コンクリート  (RA06042H) ,  建設材料試験  (RA06020D) ,  港湾施設,港湾工事  (RC15020H)

引用文献 (9件)：

• 山路徹,与那嶺一秀,審良善和,濵田秀則:海洋暴露試験に基づくコンクリート中の塩化物イオン拡散性状の時間依存性に関する検討,コンクリート構造物の補修,補強,アップグレード論文集,第14巻,pp213-220,2014.10.
• 竹田宣典,十河茂幸,迫田恵三,出光隆:種々の海洋環境条件におけるコンクリートの塩分浸透と鉄筋腐食に関する実験的研究,土木学会論文集,No.599,V-40,pp.91-104,1998.8
• 高橋佑弥,石田哲也,岸利治:低水セメント比領域に着目したコンクリート中の塩分浸透および液状水移動に関する熱力学連成解析の高度化,コンクリート工学年次論文集,Vol.34,No.1,pp.746-801,2012.
• 審良善和,山路徹,岩波光保,横田弘:高炉セメントB種を用いた港湾コンクリートの塩化物イオン拡散係数および表面塩化物イオン濃度について,コンクリート工学年次論文集,Vol.31,No,1,2009
• (社)日本港湾協会:港湾の施設の技術上の基準・同解説,pp.487-489,2007

タイトルに関連する用語 (6件)： 長期 ,  海洋 ,  暴露試験 ,  コンクリート ,  塩化物イオン ,  拡散性