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J-GLOBAL ID:201502213888556471   整理番号:15A1267516

ナノ構造にした小麦グリアジンの分子集合体:蒸留水中で幅広い濃度範囲のグリアジンの小-角X-線散乱研究

Molecular Assembly of Wheat Gliadins into Nanostructures: A Small-Angle X-ray Scattering Study of Gliadins in Distilled Water over a Wide Concentration Range
著者 (10件):
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巻: 63  号: 39  ページ: 8715-8721  発行年: 2015年10月07日 
JST資料番号: C0251A  ISSN: 0021-8561  CODEN: JAFCAU  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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グルテニンとともにグルテンを構成するグリアジンは希釈した酸や60~70%エタノール水溶液に溶解する。グリアジン調製物は蒸留水に10wt %まで溶解するが,塩化ナトリウムなどの塩を加えると直ぐに凝集する。抽出グリアジンの溶解挙動は蛋白質の構造との関連で明確化する必要がある。小-角X-線散乱(SAXS)はいろいろな材料のナノスケール構造を分析する強力なツールである。SAXSはグリアジン分子そのものだけでなく高濃度の凝集体の構造分析を可能にする。本研究では蒸留水で抽出したグリアジンについて,広範囲の水溶液濃度における構造をSAXS分析した。その結果,広い濃度範囲における蒸留水中のグリアジンの会合状態が明らかとなった。0.5wt %未満の低濃度ではグリアジン分子はモノマーに少量のダイマーとオリゴマーとして存在し,0.5~1wt %で会合が始まり,さらに1~10wt %で凝集分子間で粒子間の干渉が示された。これらの領域で濃度の増加とともに相関の長さが増大したのは凝集体サイズの成長とともにそれらの相互分離距離が増大したためである。
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分類 (4件):
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食品工業一般  ,  食品の分析  ,  食品の品質  ,  穀類とその製品一般 

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