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J-GLOBAL ID:201502214691891186   整理番号:15A0977430

Eucalyptus camaldulensisの葉抽出物の化学成分組成とin vitro条件下での抗酸化活性及び抗癌活性

Chemical composition and in vitro antioxidant and antitumor activities of Eucalyptus camaldulensis Dehn. leaves
著者 (5件):
資料名:
巻: 74  ページ: 241-248  発行年: 2015年11月15日 
JST資料番号: W0732A  ISSN: 0926-6690  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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Eucalyptus camaldulensis(セキザイユーカリ)の葉は,さまざまな病気を治療するための民間薬に使われている。本研究では,E. camaldulensisの葉のメタノール,クロロホルム,ヘキサン抽出物について,化学成分組成を調べるとともに,in vitro条件下での抗酸化活性及び抗癌活性を調べた。各抽出物の化学成分組成は,GC-MS法で分析し,このうちポリフェノール化合物(フェノール酸とフラボノイド)はHPLC法を用いて定量した。全フェノール含量,フラボノイド含量は,比色分析法で測定した。抗酸化活性及び抗酸化物含量は,それぞれDPPHフリーラジカル捕捉法,第二鉄還元抗酸化力分析法で調べた。また,抗癌活性は,ジャガイモ切片検定法で調べた。GC-MS分析を行った結果,メタノール抽出物及びクロロホルム抽出物では,ユーカリプトールが主成分で,それぞれ31.86%と45.94%の含量であったのに対して,ヘキサン抽出物の主成分はパルミチン酸で,31.06%の含量であった。また,メタノール抽出物には,各種フェノール酸(ガロ酸,p-ヒドロキシ安息香酸,シリング酸,バニリン酸),フラボノイド(カテキン,ケルセチン)が多く含まれていた。抗酸化活性は,メタノール抽出物(IC50=89.11μg/ml)>クロロホルム抽出物(IC50=154.8μg/ml)>ヘキサン抽出物(IC50=532.9μg/ml)の順であった。また,抗癌活性の強さの順は,比色分析での成分含量の多さの順と同じであった。ヘキサン抽出物は,抗酸化物質の含量が最も高く,34.81±0.67mgGAE/gであった。以上の結果から,E.camaldulensisの葉の抽出物は,生物活性物質の供給源として期待でき,強い抗酸化活性,抗癌活性を有することが明らかになった。Copyright 2015 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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植物の生化学  ,  精油,香料 
物質索引 (12件):
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