抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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近年,データ分析の重要性の高まりによって,データ分析システムの利用者数が増大するとともに,発生したデータの分析結果への短時間での反映が求められるようになってきた。頻繁にデータ投入が行われる環境で,多数の利用者からの検索処理を遅延なく実行するためには,処理負荷の分散を実現することが必須の要件となる。三菱電機インフォメーションネットワーク(株)(MIND)が提供する“AnalyticMart”はデータ分析を低コストで実現できる製品(フレームワーク)で,負荷を分散する機能として,“検索サーバ追加機能”を提供してきた。従来の“検索サーバ追加機能”は,対象のソースから適切なデータの加工・抽出・ロードを行うデータステージングと検索集計処理の負荷を2台のサーバで分散することを目的としているため,利用者数が増加した場合の拡張性や運用性に課題があり,より多くの利用者への対応が困難であった。データ分析システム利用者数増加の課題に対応したデータ共有型の“検索サーバ追加機能”は,データロード用のステージング用サーバと複数の検索用追加サーバが,共有ストレージ上の表データを共有する構成である。利用者数の増加に応じて,容易に検索用追加サーバを増設(スケールアウト)することができ,全体のスループットを向上させることが可能である。(著者抄録)