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J-GLOBAL ID:201502215278172100   整理番号:15A0840698

リアルタイム話速変換を用いた会話における音声ループバックの効果

Effects of voice loopback on real-time speech rate converted conversations
著者 (4件):
資料名:
巻: 115  号: 36(HIP2015 1-40)  ページ: 67-72  発行年: 2015年05月12日 
JST資料番号: S0532B  ISSN: 0913-5685  資料種別: 会議録 (C)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント:
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非母語で会話をする学習者や,認知機能が衰えた高齢者は,相手の音声をゆっくりと受聴すると,知覚・認知処理の余裕ができ,了解度が向上する。声質を変えずに時間伸長をする話速変換はそのための有効な技術である。しかし,遠隔会話システム等のリアルタイムの会話では,話速変換によりゆっくり再生すると,会話の順番交替において発話衝突や沈黙が起こる問題があった。これは,話し手側は,発話を完了しても,聞き手側が話し手の発話時間長に伸長率から決まる遅れが加わった時刻まで聞き終えることができないため,聞き手の聞き終わりの時刻や次の発話開始の時刻の判断がしにくいためである。この問題の解決を目的とし,本稿では,話し手が聞き手側の聞き終わりを把握できるよう,話者の発話終了後に話者にループバック音声(話速変換された話者自身の音声)を受聴させる機能を話速変換会話システムに実装した。3人会話実験を収録し映像観測をした結果,話し手は,発話内ポーズにおいて自身のループバック音声を受聴した後に後続発話を開始する発話様式をとる事例がみられた。この結果に基づき,話速変換会話システムのインタフェース設計法について議論する。(著者抄録)
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分類 (2件):
分類
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音声処理  ,  人間機械系 
引用文献 (8件):

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