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J-GLOBAL ID：201502215933341034   整理番号：15A1140213

カスタム設計蛋白質ナノパタン上への正常及び癌細胞接着の区別

Differentiation of Normal and Cancer Cell Adhesion on Custom Designed Protein Nanopatterns

著者 (3件)： HORZUM Utku (Izmir Inst. of Technol., Urla/Izmir, TUR) ,  OZDIL Berrin (Izmir Inst. of Technol., Urla/Izmir, TUR) ,  PESEN-OKVUR Devrim (Izmir Inst. of Technol., Urla/Izmir, TUR)
資料名： Nano Letters  (Nano Letters)
巻： 15  号： 8  ページ： 5393-5403  発行年： 2015年08月 
JST資料番号： W1332A  ISSN： 1530-6984  CODEN： NALEFD  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 細胞外マトリックスのin vivo環境を忠実に真似るため親水化処理ITOガラス表面をK-カゼイン或はラミニンにより被覆し,電子ビームリソグラフィによりナノパタンを施し,これをフィブロネクチンにより埋め戻して得たマトリックス上の乳癌細胞(BCC)及び正常ヒト上皮細胞(NMEC)の接着の差を研究した。蛋白質ナノパタンは一様(2,4,及び8μm),又は勾配のある(1~10μm)間隔の両方で作製し,静的及び流れ条件下の接着を免疫蛍光顕微鏡により調べた。正常及び癌細胞はナノパタン上で異なる形態を示し,区別された。NMECとは対照的にBCCは形成力を示し,非接着を促進する領域に耐え,流れに適応し,また勾配をより上手く利用した。加えて細胞はナノパタンのスケール変化に対し,焦点接着(FA)の面積ではなく数を変えて適応した。細胞面積当たりの全FA面積は全ての条件に対して3~4%であるから,細胞接着はFAの面積ではなく数がより支配的である。

シソーラス用語： *細胞外マトリックス ,  *模倣 ,  *パターン形成 ,  電子ビームリソグラフィー ,  カゼイン ,  ラミニン ,  フィブロネクチン ,  *腫瘍細胞 ,  *上皮細胞 ,  細胞接着 ,  形態 ,  *タンパク質
準シソーラス用語： κカゼイン ,  焦点接着 ,  乳癌細胞

分類 (2件)： 細胞生理一般  (EF02010S) ,  細胞構成体一般  (EF03010Z)

タイトルに関連する用語 (4件)： 設計 ,  蛋白質 ,  パタン ,  癌細胞