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J-GLOBAL ID：201502215945215174   整理番号：15A0995503

ステアリンおよびオレイントリアシルグリセロールの粘度および流れ挙動について動力学および対称性効果の解明

Elucidation of Kinetic and Symmetry Effects on the Viscosity and Flow Behavior of Stearic and Oleic Triacylglycerols

著者 (4件)： BOUZIDI Laziz (Trent Univ., Departments of Physics and Astronomy and Chemistry, Trent Centre for Biomaterials Res., 1600 West Bank ...) ,  BAKER Mark (Trent Univ., Departments of Physics and Astronomy and Chemistry, Trent Centre for Biomaterials Res., 1600 West Bank ...) ,  GARTI Nissim (The Hebrew Univ. of Jerusalem, Fac. of Sci., Casali Inst. of Applied Chemistry, Givat Ram, 91904, Jerusalem, ISR) ,  NARINE Suresh S. (Trent Univ., Departments of Physics and Astronomy and Chemistry, Trent Centre for Biomaterials Res., 1600 West Bank ...)
資料名： Journal of the American Oil Chemists’ Society  (Journal of the American Oil Chemists' Society)
巻： 92  号： 7  ページ： 939-946  発行年： 2015年07月 
JST資料番号： C0259A  ISSN： 0003-021X  CODEN： JJASDH  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： ドイツ (DEU)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： オレインおよびステアリン酸を含有するTAGの流れ挙動および粘度を,温度制御レオメータにより,その結晶化開始近傍温度にてと同様,その液相にて試験した。ゲル化および結晶化転移は,そのTAGの粘度対温度曲線の特異点により,はっきり確認された。ゲル化および結晶化温度開始間の更なる転移は,そのゲルの再構成に依ると考えられるが,対称性TAGにおいてのみに観察された。その冷却速度,0.1~5°C/min間の範囲にあるが,その影響について調べた。研究したTAGの流れ挙動は,構造パラメータ(対称性,不飽和度)により強く決定される,ことが示された。また,この流れ挙動は,その冷却速度によっても大きく影響を受けるが,これは,構造パラメータにより決定されるその流れ挙動が,ある程度まで,その冷却速度の操作により変えられるだろう,ことを示唆する。本研究は,TAG結晶化が,溶融状態にて起きる複合体分子の短距離規則性形質転換により開始され,そして少なくとも一部は依存する,ことを確認した。本研究の知見は,これらTAGを取込む材料の,貯蔵,ハンドリングおよび加工に関連するシステムおよび装置の評価に対し,貴重であるかも知れない。Copyright 2015 AOCS Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *トリグリセリド ,  粘度 ,  *流動性 ,  ゲル化 ,  結晶化 ,  脂肪酸 ,  ガスクロマトグラフィー ,  異性体 ,  高速液体クロマトグラフィー ,  不飽和脂肪酸 ,  第二アルコール ,  ポリオール
準シソーラス用語： *トリアシルグリセロール

分類 (1件)： 食用油脂,マーガリン  (FJ09010C)

物質索引 (2件)： オレイン ,  ステアリン

タイトルに関連する用語 (5件)： ステアリン ,  粘度 ,  流れ挙動 ,  動力学 ,  対称性