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J-GLOBAL ID：201502215975995263   整理番号：15A1259996

石油・化学プラントの構成材料と劣化・損傷防止 第8回:圧力設備の製作における留意点

著者 (1件)： 山本栄一 (山本技術士事務所)
資料名： 計装技術  (Instrumentation Technology)
巻： 35  号： 2  ページ： 9-12  発行年： 2015年10月09日 
JST資料番号： L1004A  ISSN： 1880-3792  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 本稿では,圧力容器の品質に大きな影響を及ぼす製作段階の留意点について議論する。高圧ガス設備の検査結果によると,溶接補修が必要となる欠陥や損傷が多い。割れが60%,溶込み不足と融合不良が約20%を占める。部位的にはノズル取り付け溶接部に多い。材料に関しては,傷,割れなどの材料欠陥,材料規格に不適合,材料間違いなどに留意する必要がある。材料間違い(異種材料の混入)に対しては,磁性検査,Moチェックなどがある。成形での留意点は,鏡板の熱間成形での問題点,矯正加工での問題点がある。次いで,クラッド鋼構成圧力容器における問題点に留意する必要がある。他には,熱交換器フランジの変形,治具取り付け部での問題などがある。

シソーラス用語： *化学プラント ,  *品質管理 ,  石油工業 ,  製油所 ,  材料 ,  劣化 ,  老朽化 ,  故障診断 ,  損傷検出 ,  劣化故障 ,  圧力容器 ,  溶接 ,  ステンレス鋼
準シソーラス用語： 経年劣化 ,  石油製油所 ,  劣化診断

分類 (2件)： 化学プラント一般  (XB02010Z) ,  信頼性  (KB04040H)

引用文献 (4件)：

• 「高圧ガス第一種製造者 設備検査に関する報告書」,高圧ガス保安協会,昭和58年
• 山本栄一,Vol.34,No.3,2015,「第5回 ステンレス鋼の高温における劣化・損傷」計装技術
• 稲垣道夫,他,「圧力容器用鋼材溶接の実際」,産報出版
• 山本栄一,Vol.34,No.4,2015,「第6回 計装設備の損傷事例」,計装技術

タイトルに関連する用語 (6件)： 石油 ,  化学プラント ,  損傷防止 ,  設備 ,  製作 ,  留意