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J-GLOBAL ID:201502216288815900   整理番号:15A0589211

高Prandtl数流体から成る長い液柱内温度差Marangoni対流の微小重力下での不安定性

Instability of thermocapillary convection in long liquid bridges of high Prandtl number fluids in microgravity
著者 (6件):
資料名:
巻: 420  ページ: 57-63  発行年: 2015年06月15日 
JST資料番号: B0942A  ISSN: 0022-0248  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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本論文は,高Prandtl数流体(5,10,20cStのシリコーン油に対して,それぞれ,Pr=67,112,207)から成る長いハーフゾーン液柱内温度差Marangoni対流の不安定性実験の結果を報告する。不安定性の進展に向けて,十分に長期の待ち時間を取ることができる国際宇宙ステーション上で,微小重力下で実験を行った。直径30mmと50mm,長さ最大62.5mmまでの液柱内で,臨界温度差を測定した。最大AR=2.0までの幅広いアスペクト比(高さ/直径)ARに対して最終的に生じる臨界Marangoni数(Ma<sub>c</sub>)を取得した。また,Pr=67に対する線形安定性も行い,比較用数値データを取得した。Pr=67に対する本研究の実験結果は,大きなAR(AR>1.25)で,5.0×10<sup>3</sup><Ma<sub>c</sub><2.0×10<sup>4</sup>を示し,本研究の線形安定性解析の結果とよく一致した。その一方で,本研究結果は,以前にスペースシャトル実験で取得したデータ(Pr=74)よりも大幅に小さかった。この違いは,液柱の加熱速度の効果に起因することが明らかになった。また,振動数と周方向モード数のデータも提示した。Pr=57に対する無次元の振動数およびMa<sub>c</sub>は,AR=1.25付近で急に減少したが,これは,中立安定曲線の分岐点を暗示するものであった。Copyright 2015 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (1件):
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不均質流 

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