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J-GLOBAL ID：201502216759688794   整理番号：15A0832628

セルロソームの化学量論組立が結晶セルロースの分解のための最大の相乗効果を生成することが,Clostridium thermocellumのセルロソームのin vitroでの再構成によって明らかになった

Stoichiometric Assembly of the Cellulosome Generates Maximum Synergy for the Degradation of Crystalline Cellulose, as Revealed by In Vitro Reconstitution of the Clostridium thermocellum Cellulosome

著者 (6件)： HIRANO Katsuaki (Nihon Univ., Fukushima, JPN) ,  NIHEI Satoshi (Nihon Univ., Fukushima, JPN) ,  HASEGAWA Hiroki (Nihon Univ., Fukushima, JPN) ,  HARUKI Mitsuru (Nihon Univ., Fukushima, JPN) ,  HIRANO Nobutaka (Nihon Univ., Fukushima, JPN) ,  HIRANO Nobutaka (JST-PRESTO, Saitama, JPN)
資料名： Applied and Environmental Microbiology  (Applied and Environmental Microbiology)
巻： 81  号： 14  ページ： 4756-4766  発行年： 2015年07月 
JST資料番号： A0427A  ISSN： 0099-2240  CODEN： AEMIDF  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： Clostridium thermocellumのセルロソームは,足場蛋白質であるCipAとセルラーゼなどの多糖類分解酵素を含む巨大な酵素複合体である。CipAは9個のタイプIコヒーシンを持っており,それぞれが酵素サブユニットのC端のタイプIドッケリンと結合する。本研究では,コムギ胚芽無細胞蛋白質合成系を用いて,C.thermocellumのCipA(完全長),ΔCipA(コヒーシンが2個のみの欠失型),および3種類のセルラーゼ(Cel48S,Cel8A,Cel9K)の蛋白質を合成させ,セルロソームをin vitroで再構成した。セルロソーム酵素の基質特異性を検討し,等モルでコヒーシンとドッケリンモジュールの相互作用によってセルロソーム複合体が化学量論的に組み立てられるか調べた。CipA/酵素分子比が1/9(コヒーシン/ドッケリン=1/1)の場合にセルロース分解活性がもっとも高くなった(4倍の相乗効果)。

シソーラス用語： *タンパク質複合体 ,  複合酵素系 ,  再構成 ,  *セルラーゼ ,  セルロース ,  タンパク質 ,  基質特異性 ,  化学量論 ,  無細胞系 ,  タンパク質合成 ,  コヒーシン ,  *セルロソーム ,  ドックリン ,  無細胞蛋白質合成 ,  *Acetivibrio thermocellus ,  *細胞構造 ,  結晶性セルロース ,  *微生物 ,  *クロストリジウム属 ,  *芽胞形成菌 ,  *バシラス科
準シソーラス用語： *Clostridium thermocellum ,  *細胞構成体 ,  CipA蛋白質 ,  結晶セルロース

分類 (2件)： 微生物の生化学  (EG03020N) ,  酵素一般  (EB09010D)

タイトルに関連する用語 (8件)： セルロソーム ,  化学量論 ,  組立 ,  結晶セルロース ,  分解 ,  相乗効果 ,  Clostridium ,  再構成