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J-GLOBAL ID:201502216897166979   整理番号:15A1036460

沿岸から離れた海域における波浪特性と船舶運航への活用に関する基礎的研究

BASIC STUDY ON WAVES FAR FROM COASTAL AREA AND APPLICATION FOR SHIP OPERATION
著者 (5件):
資料名:
巻: 71  号:ページ: I.185-I.190 (J-STAGE)  発行年: 2015年 
JST資料番号: U0288A  ISSN: 2185-4688  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント:
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日本は沿岸波浪の情報は充実してきているが,沿岸から離れた海域は未だにデータが少なく,船舶が危険な状況に陥る要因となっている.本研究では国際航海に従事する貨物船を対象に太平洋上の荒天航海時における波浪情報をレーダー式波浪計にて計測し,これをWRFおよびSWANといった気象海象モデルにて再現・比較した.このときに同時観測した横揺れ,縦揺れなど船体運動の実測値と波浪データからEUTにより推定した値の比較を行った.レーダー式波浪計による計測値をもとに船体運動を推定した場合,若干ほぼ実用的に推定でき,一方数値モデルによる波浪追算は波向および周波数特性を精度よく再現できるが,波高はやや過小評価となることが明らかとなった.この点については船舶からの観測データをネットワーク通信により蓄積し,数値モデルの補正精度を向上させることで波浪情報の充実を図れる.(著者抄録)
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分類 (2件):
分類
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波浪,潮流  ,  航海と実務 
引用文献 (11件):
  • 1) Sasa, K., Terada, D., Shiotani, S., Wakabayahi, N., and Ohsawa, T. : Current Situation and Difficulty of Wave Forecast from Viewpoint of Ship Management, Proceedings of the 32nd International Conference on Ocean, Offshore and Arctic Engineering, OMAE2013, pp. 1-8, 2013.
  • 2) 笹健児,寺田大介:観測波を用いた沿岸航行の船体運動の再現性と欠航判断に関する研究,海岸工学論文集,第56巻,pp. 856-860,2009.
  • 3) Iseki, T. and Terada, D. : Bayesian Estimation of Directional Wave Spectra for Ship Guidance Systems, International Journal of Offshore and Polar Engineering, Vol. 12, No. 1, pp. 25-30, 2002.
  • 4) Nielsen, U. D. : Estimations of On-Site Directional Wave Spectra from Measured Ship Responses, Marine Structures, No. 19, pp. 33-69, 2006.
  • 5) 曽田泰介,塩谷茂明,笹健児:気象・海象を考慮した数値ナビゲーションシステムの基礎的研究,日本船舶海洋工学会論文集,第16号,pp. 155-164,2013.
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