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J-GLOBAL ID:201502217294558402   整理番号:15A1310681

電機産業の現場力調査 日本の現場の競争力を支える職場

Genba-Capabilities of Japanese Electric and Electronics Companies A Survey of Factories, Group Leaders and Workers
著者 (5件):
資料名:
巻: 13  号: 10  ページ: 371-406 (J-STAGE)  発行年: 2014年 
JST資料番号: U0615A  ISSN: 1347-4448  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント:
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過去数十年の間に日本の電機産業は韓国や中国とのコスト競争において苦戦を強いられてきており、特に国外においてマーケットシェアを失う結果となった。 しかし、本当に日本の電機産業は現場レベルにおいて競争力を失っているのだろうか。本稿では、主に次の三点について調査した:(1)日本の現場は、いまだに競争力を維持しているのだろうか。(2)一部でも強い現場が残っているとしたら、どのような組織なのか。(3)日本の現場の強さを将来にわたって維持するために、何が大事なのか。これらの問題に対して、我々は電機産業において活力を維持している日本の現場8 社におけるヒアリング調査と、総計97 事業所におけるアンケート調査を行った。その結果、日本の電機産業では現場レベルにおいて競争力を維持しており、現場パフォーマンスは、コスト以外では海外拠点よりも高いレベルを維持していた。強い日本の事業所はB to B ビジネスとりわけ設計受注品の売上げが主体になっており、顧客対応力が競争力の源泉になっていた。さらに生産工場に開発など多機能を集結させることが競争力強化に寄与していた。またアンケート調査から「見通し」「風通し」「見える化」のそろった職場づくりが組織力を高めていた。(著者抄録)
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分類 (1件):
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経営工学一般 
引用文献 (15件):
  • 藤本隆宏 (1997)『生産システム進化論』有斐閣.
  • 藤本隆宏 (2003)『能力構築競争』中公新書.
  • 藤本隆宏 (2013)『現場主義の競争戦略』新潮社.
  • 藤本隆宏, 延岡健太郎 (2006)「競争力分析における継続の力:製品開発と組織能力の進化」『組織科学』39(4), 43-55.
  • 藤本隆宏, 新宅純二郎, 善本哲夫 (2009)「ものづくり経営の今後」『Panasonic Technical Journal』 55(3), 36-41.
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