文献

J-GLOBAL ID：201502217696080053   整理番号：15A1351388

第一原理計算の二次電池材料設計への応用

著者 (5件)： 小口多美夫 (大阪大 産科研) ,  小口多美夫 (京大) ,  籾田浩義 (大阪大 産科研) ,  籾田浩義 (京大) ,  山下智樹 (京大)
資料名： エネルギーデバイス  (Energy Device)
巻： 3  号： 1  ページ： 55-58  発行年： 2015年10月30日 
JST資料番号： F1332A  ISSN： 2188-1383  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 第一原理計算の二次電池材料設計への応用に関して次の項目に分類して紹介する。1)第一原理計算手法,2)構造・物性予測と物質設計,3)二次電池正極材料の設計,4)充放電反応が明確な場合の設計,5)中間相の存在や組成・構造が明確でない場合の設計,6)インフォマティックスを応用した物質設計,7)直接スクリーニングと仮想スクリーニング。二次電池への応用例を中心に第一原理計算手法による物質・材料研究の現状を紹介した。本関連分野では,インフォマティックを活用した物質・材料の探索や物性開拓の研究の方向性が顕在化し,種々のプロジェクトが立ち上がっており,今後さらなる展開が期待される。

シソーラス用語： *計算 ,  *二次電池 ,  材料設計 ,  電極材料 ,  充放電サイクル ,  科学 ,  分子動力学 ,  量子論 ,  *第一原理計算 ,  カソード材料【電池】 ,  量子動力学
準シソーラス用語： カソード材料 ,  インフォマティクス ,  第一原理分子動力学法

分類 (1件)： 二次電池  (YB04030K)

引用文献 (14件)：

• 第一原理計算手法に関する基礎的なテキストとして,例えば:小口多美夫,バンド理論-物質科学の基礎として(内田老鶴圃,1999)
• リチウムイオン電池に関するテキストとして,例えば:工藤徹一,リチウムイオン電池の科学-ホスト・ゲスト系電極の物理化学からナノテク材料まで(内田老鶴圃,2010)
• G. Cedar, MRS Bulletin 35, 693 (2010)
• Y. Yamauchi, H. Nakai, J. Electrochem. Soc. 160, A1364 (2013)
• H. Momida, T. Yamashita, T. Oguchi, J. Phys. Soc. Jpn. 83, 124713 (2014)

タイトルに関連する用語 (4件)： 第一原理計算 ,  二次電池 ,  材料設計 ,  応用