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J-GLOBAL ID：201502218610562090   整理番号：15A1256083

放電プラズマ焼結法による粉体押出し成形

著者 (1件)： 藤原弘 (同志社大 理工)
資料名： 天田財団助成研究成果報告書  (Report of Grant-Supported Researches the Amada Foundation)
巻： 28  ページ： 109-112  発行年： 2015年10月 
JST資料番号： J0694A  ISSN： 2434-0723  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 放電プラズマ焼結(SPS)は,特殊なパルス電圧・電流を印加することにより金属,セラミックス粉末を一軸加圧により固化成形する固体圧縮焼結法で,加圧方向に対する形状制御に関する報告は少ない。一方,Ti-Al合金の機械的性質を改善する方法としてメカニカルミリング(MM)とSPSを組み合わせた調和組織制御が知られている。そこで本研究では,SPS内で焼結と加圧軸方向に押出しを同時に行うことができる押出し焼結を考案し,Ti-48mol%Al/純Ti複合調和組織材料の棒状焼結体の作製およびその微細組織と機械的性質について調査を行った。得られた結果を以下に示す。1)MMとSPSを用い,Ti-48mol%Al/純Ti複合調和型材料の押出し焼結体の作製に成功した。焼結温度1073K,1.8Ks保持,100MPaの条件で作成した。2)押出し先端部より10mmまではポアを有し低硬度であった。10mm以降は約220HVの硬度を有した。

シソーラス用語： 放電プラズマ焼結 ,  粉砕 ,  粉砕機 ,  *チタン合金 ,  アルミニウム含有合金 ,  複合材料 ,  *金属組織 ,  *機械的性質 ,  延性 ,  押込硬さ ,  組織構造 ,  微細構造 ,  メカニカルミリング ,  *組織 ,  *性質
準シソーラス用語： SPS【焼結】 ,  ミクロ組織【金属組織】 ,  二相共存 ,  *調和

分類 (3件)： 圧粉,焼結  (WC02030X) ,  変態組織,加工組織  (WB01030N) ,  機械的性質  (WB02030U)

引用文献 (5件)：

• H. Fujiwara, R. Akada, A. Noro, Y. Yoshita and K. Ameyama: Mater. Trans. 49 (2008) 90-96.
• T. Sekiguchi, K. Ono, H. Fujiwara and K. Ameyama: Mater. Trans. 51(2010) 39-45.
• H. Fujiwara, T. Kawabata, H. Miyamoto and K. Ameyama: Mater. Trans. 54(2013) 1619-1623.
• H. Fujiwara, R. Yoshida, H. Miyamoto and K. Ameyama: J. Jpn. Powder Powder Met. 60(2013) 413-419.
• T. Abe, H. Hashimoto, Y. Saito, Y. Nishizawa and H. Takeda: Materia Japan, 39(2000) 69-71.

タイトルに関連する用語 (3件)： 放電プラズマ焼結 ,  粉体 ,  押出し成形