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J-GLOBAL ID：201502219727513567   整理番号：15A0699340

3族金属アミド錯体による炭素-水素結合活性化を鍵としたピリジン誘導体のアミノアルキル化反応

著者 (4件)： 長江春樹 (大阪大 大学院) ,  柴田祐 (大阪大 大学院) ,  劒隼人 (大阪大 大学院) ,  真島和志 (大阪大 大学院)
資料名： 日本化学会講演予稿集  (日本化学会春季年会講演予稿集)
巻： 95th  号： 4  ページ： 1283  発行年： 2015年03月11日 
JST資料番号： S0493A  ISSN： 0285-7626  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ピリジン骨格は多くの天然物や医薬品,配位子,機能性材料などに存在する重要な骨格であり,これまでにピリジン誘導体を合成する様々な手法が開発されてきた。中でも,C-H結合活性化を経由する手法は環境調和性に優れた反応として,近年盛んに研究が行われている。今回,我々は3族金属アミド錯体を触媒とすることで,C-H結合活性化後にイミンが挿入する,アミノアルキル化反応が進行することを見出した。本反応は前周期遷移金属の金属-窒素結合による触媒的なピリジン類のC-H結合の官能基化を達成した初めての例である。また,速度論解析および重水素化実験などを行うことで本反応の反応機構に関する知見を得たのであわせて報告する。(著者抄録)

シソーラス用語： *アミド錯体 ,  窒素複素環化合物 ,  化学反応 ,  *イミン ,  *位置特異性反応 ,  反応機構 ,  触媒反応 ,  *アルキル化 ,  有機金属化合物
準シソーラス用語： *C-H活性化 ,  *ピリジン誘導体 ,  メタラサイクル

分類 (2件)： ピリジン  (CF07095Q) ,  反応の位置化学  (CF02140G)

物質索引 (3件)： 2-フェニルピリジン ,  N-シクロヘキシルシクロヘキサンメタンイミン ,  α-(2-ピリジニル)-N-シクロヘキシルシクロヘキサンメタンアミン

タイトルに関連する用語 (6件)： 3族 ,  アミド錯体 ,  炭素-水素結合活性化 ,  鍵 ,  ピリジン誘導体 ,  アミノアルキル化