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J-GLOBAL ID:201502221211858147   整理番号:15A0718248

Alzheimer病β-アミロイドのオリゴマー形成の減弱に影響するポリフェノール由来フェノール酸の生成における腸管微生物叢の役割

Role of intestinal microbiota in the generation of polyphenol-derived phenolic acid mediated attenuation of Alzheimer’s disease β-amyloid oligomerization
著者 (15件):
資料名:
巻: 59  号:ページ: 1025-1040  発行年: 2015年06月 
JST資料番号: H0535A  ISSN: 1613-4125  CODEN: MNFRCV  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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ブドウ種子ポリフェノール抽出物(GSPE)は,Alzheimer病(AD)およびその他の加齢と関連する神経変性疾患の予防および治療役割の可能性について注目が高まりつつある。腸管微生物叢は,GSPEを含む多くの食物性ポリフェノールをフェノール酸へ活発に変換することが知られている。脳内のGSPE由来フェノール酸の生物学的利用能および生理活性についての情報は限られている。著者らは,ラットにGSPEを投与し,アントシアニジンの微生物叢による代謝により生成することが知られている12種のフェノール酸類の生物学的利用能を検討した。GSPE処置により,脳内で2種類のフェノール酸(3-ヒドロキシ安息香酸および3-(3’-ヒドロキシフェニル)プロピオン酸)が有意に増量し,その2種類のフェノール酸の脳内蓄積はマイクロモル濃度となった。3-ヒドロキシ安息香酸および3-(3’-ヒドロキシフェニル)プロピオン酸は,ADの病因に重要な役割を果たす神経毒性のβ-アミロイドへのβ-ペプチドの凝集を強力に防止した。以上,著者らの結果は,ADにおけるGSPE(他のポリフェノール標品も)の予防能に対する腸管微生物叢の重要な寄与を示唆している。著者らの研究結果から,ADおよび他の神経変性状態の発症/進行の防御に腸管微生物叢の関与の可能性を探求する今後の前臨床および臨床研究がまたれる。Copyright 2015 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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神経の基礎医学  ,  代謝と栄養 

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