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J-GLOBAL ID：201502221380590570   整理番号：15A1356470

ブレンディングおよびエステル交換により影響される市販インディアンニガー(Guizotia abyssinica(L.f.)Cass.)種子からの冷プレス油の安定性

Stability of Cold-Pressed Oil from Commercial Indian Niger (Guizotia abyssinica (L.f.) Cass.) Seed as affected by Blending and Interesterification

著者 (2件)： BHATNAGAR A. S. (CSIR-Central Food Technological Res. Inst., Dep. of Lipid Sci. and Traditional Foods, 570020, Mysore, IND) ,  GOPALA KRISHNA A. G. (CSIR-Central Food Technological Res. Inst., Dep. of Lipid Sci. and Traditional Foods, 570020, Mysore, IND)
資料名： Journal of the American Oil Chemists’ Society  (Journal of the American Oil Chemists' Society)
巻： 92  号： 11-12  ページ： 1671-1680  発行年： 2015年12月 
JST資料番号： C0259A  ISSN： 0003-021X  CODEN： JJASDH  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： ドイツ (DEU)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 市販にて入手可能なニガー(Guizotia abyssinica(L.f.)Cass.)種子からの,冷プレス油のブレンディングおよびエステル交換を,その安定性改善のため実施した。冷プレスニガー種子油(NSO)の脂肪酸組成は,それが,莫大な量の多価不飽和リノール酸(69.2%)を含む,ことを明らかにした。多価不飽和脂肪酸(PUFA)リッチであるNSOは,酸化に対し敏感であり,それ故,その安定性強化のため,飽和脂肪酸(SFA)リッチの椰子油(CNO)およびモノ不飽和脂肪酸(MUFA)リッチのオリーブ搾りかす油(OO)とブレンドされた。CNOは,合計でSFA91.3%を含有していた,一方,OOは,MUFAとしてオレイン酸,C18:1(74.3%)を有していた。CNOおよびOOとNSOのブレンド2種,即ち,NSO+CNO(B)およびNSO+OO(B)を,比率1:1にて調製した。これらブレンドを,Rhizomucor meiheiからの酵素リパーゼを用いて,更にエステル交換した,そしてエステル交換油,即ち,NSO+CNO(I)およびNSO+OO(I)を得た。これら油の酸化安定性を,37°Cおよび相対湿度(RH)55%にて45日間,それらを培養することにより評価した。NSO+CNO(B),NSO+OO(B),NSO+CNO(I)およびNSO+OO(I)の過酸化物価は,それぞれ53.3,42.6,65.3および55.4%ほどの還元を示した,一方,その共役ジエン価は,その培養期間中のNSOと比較し,それぞれ75.0,66.9,76.7および75.3%ほど,還元されることを示した。これは,ブレンディングおよびエステル交換による,ニガー種子油の安定性改善に対し,多分初めての報告であろう。Copyright 2015 AOCS Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *エステル交換 ,  *植物油脂 ,  *脂肪酸組成 ,  やし油 ,  オリーブ油 ,  混合 ,  脂肪酸 ,  不飽和脂肪酸 ,  安定性 ,  過酸化物価
準シソーラス用語： *種子油 ,  飽和脂肪酸 ,  モノ不飽和脂肪酸 ,  酸化安定性

分類 (1件)： 食用油脂,マーガリン  (FJ09010C)

タイトルに関連する用語 (4件)： エステル交換 ,  種子 ,  プレス ,  安定性