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J-GLOBAL ID：201502221381319080   整理番号：15A0785611

アルミニウム合金押出形材を用いた新しい橋梁用ビーム型防護柵開発に関する研究

STUDY ON PERFORMANCE OF A NEWLY DEVELOPED BRIDGE RAILING USING EXTRUDED ALUMINUM-ALLOY POST

著者 (4件)： 伊藤義人 (名古屋大学大学院 情報基盤センター長 工学研究科社会基盤工学専攻) ,  吉野彰宏 (JFEエンジニアリング) ,  酒見真志 (住軽日軽エンジニアリング) ,  佐藤遼一 (名古屋大学大学院 工学研究科社会基盤工学専攻)
資料名： 土木学会論文集 A1(構造・地震工学)(Web)  (Journal of Japan Society of Civil Engineers, Ser. A1 (Structural Engineering & Earthquake Engineering) (Web))
巻： 71  号： 2  ページ： 186-198 (J-STAGE)  発行年： 2015年 
JST資料番号： U0201A  ISSN： 2185-4653  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： アルミニウム合金押出形材を用いた,景観に配慮した新しい形式の橋梁用防護柵支柱を開発し,静的載荷実験とその数値解析シミュレーションを行った.最初に,板材から切り出した断面寸法が実寸であるモデル供試体で実験を行い,その変形性能を明らかにした.その後,ダイスを製作し,押出形材を製作し,実防護柵の指定の幅に切断した支柱の供試体を製作した.新たに開発した多室ホロー断面の押出形材の支柱は,防護柵設置基準・同解説で要求されている橋梁用ビーム防護柵支柱の極限支持力などの性能を持つことを,静的載荷実験と数値解析シミュレーションによって明らかにした.また,支柱幅を変えることによって,異なる種別の防護柵に適用できることも示した.(著者抄録)

シソーラス用語： *アルミニウム合金 ,  押出製品 ,  *支柱 ,  載荷試験 ,  静荷重 ,  数値解析 ,  計算機シミュレーション ,  有限要素法 ,  景観 ,  橋 ,  景観設計 ,  *高欄 ,  支持力 ,  終局荷重 ,  極限支持力 ,  有限要素シミュレーション ,  静的載荷試験 ,  *立体 ,  計算機利用 ,  利用
準シソーラス用語： 橋梁景観 ,  静的載荷実験

分類 (2件)： 構造細目,橋梁付帯設備  (RC06070M) ,  金属材料  (RA06044P)

引用文献 (20件)：

• 日本道路協会:防護柵の設置基準・同解説,丸善, 2008.
• 財団法人国土技術研究センター:景観に配慮した防護柵の整備ガイドライン,大成出版社,p.1,pp.20-21, p.30,2004.
• 伊藤義人,伊藤誠慈,北根安雄,高堂治:景観性に配慮した橋梁用防護柵の衝突性能に関する実験的・数値解析的研究,土木学会論文集 AI, Vol.,68, No.2, pp.413-426, 2012.
• Thanh, L., Itoh, Y., Itoh, S. and Takadoh. O.: Performance of new-type curved steel bridge railings subjected to heavy truck collisions, Journal of the Society of Materials Science, Japan, JSMS, Vol.62, No.10, pp.607-614, 2013.
• 伊藤義人,宇佐見康一,貝沼重信,杉江昌宣:アルミニウム合金製防護柵の実車衝突に関する数値解析的研究,構造工学論文集,Vol.45A,pp.1707-1717, 2001.

タイトルに関連する用語 (6件)： アルミニウム合金 ,  押出形材 ,  橋梁 ,  防護柵 ,  開発 ,  研究