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J-GLOBAL ID：201502228016875686   整理番号：15A0645753

ケルセチン及び関連ポリフェノール:生物活性とバイオアベイラビリティに対する新規洞察と影響

Quercetin and related polyphenols: new insights and implications for their bioactivity and bioavailability

著者 (3件)： KAWABATA Kyuichi (Dep. of Bioscience, Fukui Prefectural Univ., 4-1-1 Matsuoka Kenjojima, Eiheiji-cho, Yoshida-gun, Fukui 910-1195 ...) ,  MUKAI Rie ,  ISHISAKA Akari
資料名： Food & Function  (Food & Function)
巻： 6  号： 5  ページ： 1399-1417  発行年： 2015年05月13日 
JST資料番号： W2339A  ISSN： 2042-6496  CODEN： FFOUAI  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： フラボノイドのバイオアベイラビリティが80年ほど前に認識されて以来,フラボノイドの生理的機能及びバイオアベイラビリティは,広く検討されてきた。ケルセチンは,野菜及び果物に偏在的に含まれる典型的なフラボノイドで,in vitro実験及びin vivo実験で抗酸化作用,抗炎症作用,抗癌作用及び抗糖尿病作用などの生物学的効果が示されている。野菜及び果物を摂取後,ケルセチングリコシドは,代謝され,吸収されて抱合体の形として血中を循環する。その後,ケルセチンの主要代謝産物であるクエルセチン3-O-β-D-グルクロニド(Q3GA)が体内に分布して標的組織において,有効な作用を発揮すると思われる。親水性Q3GAは,損傷部位で疎水性ケルセチンアグリコン中へと脱抱合した後,病変状態を改善する可能性がある。本レビューは,ケルセチンと関連ポリフェノールの生物学的洞察及び作用メカニズムに関する情報を更新する。特に脳,血管,筋肉及び腸における健康効果への新規洞察を議論する。Copyright 2015 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST

シソーラス用語： *フラボノイド ,  多価フェノール ,  生物活性 ,  バイオアベイラビリティ ,  *食品成分 ,  野菜 ,  果物 ,  in vitro実験 ,  in vivo実験 ,  酸化防止 ,  抗腫瘍作用 ,  消炎作用 ,  血糖降下作用 ,  配糖体 ,  代謝産物 ,  生体内分布 ,  作用機序 ,  消化管吸収 ,  脳 ,  血管 ,  筋肉 ,  腸 ,  食餌効果 ,  ケトン ,  酸素複素環化合物 ,  芳香族縮合化合物 ,  ヒドロキシケトン
準シソーラス用語： ケルセチン配糖体 ,  抗酸化作用 ,  抗糖尿病作用

分類 (2件)： 食品の化学・栄養価  (FJ01020J) ,  動物の代謝と栄養一般  (EJ02031R)

物質索引 (2件)： クエルセチン3-O-β-D-グルクロニド ,  ケルセチン

タイトルに関連する用語 (5件)： ケルセチン ,  ポリフェノール ,  生物活性 ,  バイオアベイラビリティ ,  洞察