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J-GLOBAL ID:201502231586187709   整理番号:15A0293412

市販食品製品中ナノスケールの食材同定とそれが誘導するヒト間葉系幹細胞に対するミトコンドリア媒介細胞毒性

Identification of Nanoscale Ingredients in Commercial Food Products and their Induction of Mitochondrially Mediated Cytotoxic Effects on Human Mesenchymal Stem Cells
著者 (4件):
資料名:
巻: 80  号:ページ: N459-N464  発行年: 2015年02月 
JST資料番号: C0005A  ISSN: 0022-1147  CODEN: JFDSAZ  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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二酸化チタン(E171)と二酸化ケイ素(E551)は食品製品,パーソナルケア製品や日常製品中にみられる一般的な添加物である。最近の報告では,これら食品添加物には100nm以下のナノサイズの粒子が含まれるとされる。しかし,包装表示にはTiO2やSiO2粒子の分布や形態について記載されていない。また,日常製品にナノサイズの素材を含む食品添加物を利用することの健康や安全に対する懸念が多く議論されるようになっている。本報では,透過型電子顕微鏡(TEM)により,市販食品製品中のTiO2とSiO2粒子のサイズや形態を調べた。また,成人幹細胞ベースモデルであるヒト間葉系幹細胞(hMSCs)に対するE171とE551のin vitro毒性試験を行い,ここではMTTアッセイとフローサイトメトリベースのJC-1アッセイで評価した。TEM試験から,食品中のナノスケール食材の存在が確認され,毒性試験ではナノスケールのE171とE551が用量依存的に細胞毒性を示し,すなわち細胞形態が変化し,hMSCs中でミトコンドリアのトランス膜損失が見られた。これらの予備結果は明らかに,ナノサイズのE171とE551粒子は酸化ストレス媒介の細胞死を誘導する副作用を有していることを示している。従って,どの様な特異的経路が関連しているかを同定するために,更なる検討が必要である。Copyright 2015 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
食品衛生一般  ,  食品添加剤  ,  金属及び金属化合物の毒性 

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