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J-GLOBAL ID：201502231706550713   整理番号：15A0678748

大学および専門学校新入生の調理に対する意識

Cooking Habits of Freshmen in College and Vocational College

著者 (3件)： 平島円 (三重大) ,  磯部由香 (三重大) ,  堀光代 (岐阜市女短大)
資料名： 日本調理科学会誌  (Journal of Cookery Science of Japan)
巻： 48  号： 3  ページ： 207-215  発行年： 2015年06月05日 
JST資料番号： Y0637A  ISSN： 1341-1535  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 2007年から2012年の4月に大学,短大および専門学校の新入生に対して調理に対する意識について調べるためにアンケート調査を行った。対象者は合計1,611名で,18~20歳だった。性別は男性18.5%,女性81.5%だった。アンケート調査の結果より,彼らの調理頻度は低かったが,調理することが好きで,調理する機会を増やしたいと思っていることがわかった。また,対象者をアンケート項目により分類し,分析を行ったところ,毎日調理をする学生は,下宿生では55%以上だったが,自宅生ではわずか5%だった。さらに,毎日調理をする多くの学生は,ほとんど調理をしない学生と比べて調理をすることが好きだった。また,調理頻度が高く,調理経験の多い学生はほとんど調理をしない学生よりも得意料理を持っている割合の高いことがわかった。したがって,日常的に調理することは,調理をすることが好きになり,得意料理を持つことにつながるとわかった。(著者抄録)

シソーラス用語： アンケート ,  *意識調査 ,  *大学生 ,  専門学校 ,  *調理 ,  料理
準シソーラス用語： 新入生

分類 (1件)： 食品一般  (FJ01010Y)

引用文献 (24件)：

• 1) 藤井昭子,新澤祥恵,坂本薫,峯木真知子,石井よう子,川井考子,金谷昭子 (2001),食環境の市場変化と消費者行動の関わり-中食の流通と消費-,日本調理科学会誌,34, 165-180
• 2) 日本惣菜協会 (2006),惣菜市場の概況と方向-2005年版『惣菜白書』より-,食品工業,49, 70-76
• 3) 農林水産省,財団法人農政調査委員会 (2009),平成19年度 食と農への理解を基礎とする新たなライフスタイルのあり方の確立に関する調査委託事業報告書, http://www.maff.go.jp/j/zyukyu/lifestyle/,(2014/10/15)
• 4) 高崎禎子,齋藤美重子,河野公子 (2012),調理実習の実態と家庭科担当教員の意識調査結果から見る課題,日本家庭科教育学会誌,55, 172-182
• 5) 伊藤葉子 (2013),これからの家庭科教育2 家庭科の授業時間数減少をめぐる課題,日本家政学会誌,64, 451-453

タイトルに関連する用語 (5件)： 大学 ,  専門学校 ,  新入生 ,  調理 ,  意識