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J-GLOBAL ID：201502235541060240   整理番号：15A0170452

メタンハイドレートの相転移機構に対する時間分解X線回折およびRaman研究

Time-resolved x-ray diffraction and Raman studies of the phase transition mechanisms of methane hydrate

著者 (7件)： HIRAI Hisako (Geodynamics Res. Center, Ehime Univ., Matsuyama, Ehime 790-8577, JPN) ,  KADOBAYASHI Hirokazu (Geodynamics Res. Center, Ehime Univ., Matsuyama, Ehime 790-8577, JPN) ,  HIRAO Naohisa (Japan Assoc. of Synchrotron Radiation Institution, Harima 679-5198, JPN) ,  OHISHI Yasuo (Japan Assoc. of Synchrotron Radiation Institution, Harima 679-5198, JPN) ,  OHTAKE Michika (National Inst. of Advanced Industrial Sci. and Technol., Tsukuba, Ibaraki 305-8569, JPN) ,  YAMAMOTO Yoshitaka (National Inst. of Advanced Industrial Sci. and Technol., Tsukuba, Ibaraki 305-8569, JPN) ,  NAKANO Satoshi (National Inst. for Material Sci., Tsukuba, Ibaraki 305-0044, JPN)
資料名： Journal of Chemical Physics  (Journal of Chemical Physics)
巻： 142  号： 2  ページ： 024707-024707-6  発行年： 2015年01月14日 
JST資料番号： C0275A  ISSN： 0021-9606  CODEN： JCPSA6  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： メタンハイドレートがsIからsH構造に,sHから充填氷Ih構造に転移する機構を,定圧条件下での電荷結合素子カメラ観察と,時間分解X線回折(XRD)およびRaman分光で調べた。0.8GPaにおけるsI-sH転移に対するXRDデータから,sIおよびsH間の逆相互作用がわかり,sI構造がsHで置換されることが推定された。一方,Raman解析から,sIの12面体構造は保持されるが,14面体構造は,逐次的にsHの付加的12面体,変形12面体および20面体構造に置換することが示された。1.8GPaにおけるsHから充填氷Ihへの転移に関するXRDおよびRamanデータから,sH構造の急激な破壊および引き続く固体および液体メタン放出を通じて次第に充填氷Ih構造が完成する機構で,この現象が生じることが示された。これは典型的な再構成転移機構であった。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： *ガスハイドレート ,  *構造相転移 ,  *X線回折 ,  *時間分解分光法 ,  *Ramanスペクトル ,  多面体 ,  二十面体 ,  *圧力効果 ,  氷晶 ,  ガス放出 ,  CCDカメラ ,  代替燃料 ,  燃料 ,  水和物 ,  包接化合物 ,  *メタンハイドレート ,  アルカン
準シソーラス用語： メタン放出 ,  十二面体 ,  石油代替燃料 ,  炭化水素燃料 ,  包接水和物

分類 (4件)： 分子化合物の結晶構造  (BK09050T) ,  固相転移  (BL04020G) ,  燃料資源一般  (LB02010N) ,  分子化合物  (CE02000C)

物質索引 (1件)： メタン

タイトルに関連する用語 (5件)： メタンハイドレート ,  相転移 ,  分解 ,  X線回折 ,  研究