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J-GLOBAL ID：201502235646156030   整理番号：15A0095328

中山間地域農家の所得拡大を目指した夏秋トマトの低コスト・省力・安定生産技術体系の取組と課題

著者 (9件)： 長崎裕司 (農業・食品産業技術総合研究機構 近畿中国四国農業研究セ) ,  柴田昇平 (農業・食品産業技術総合研究機構 近畿中国四国農業研究セ) ,  木下貴文 (農業・食品産業技術総合研究機構 近畿中国四国農業研究セ) ,  久保雄生 (山口県農林総合技術セ) ,  古橋典子 (山口県農林総合技術セ) ,  岡田牧恵 (広島県総合技術研 農技セ) ,  山本和博 (愛媛県農林水産研) ,  村井恒治 (徳島県農林水産総合技術支援セ) ,  篠原啓子 (徳島県農林水産総合技術支援セ)
資料名： 近畿中国四国農業研究  (Kinki Chugoku Shikoku Agricultural Research)
号： 24  ページ： 3-10  発行年： 2014年03月31日 
JST資料番号： S0040B  ISSN： 1347-6238  CODEN： KCSNAH  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 中山間地域における夏秋トマト高収益安定生産技術の現地実証試験を行い,標高300mの山口県萩市現地において,低段密植2作採り作型で16t/10aの収量を得ることができた。また,インタークロッピングを行い3作とすることで20t/10aに近い水準の収量を得られた。低段密植の課題である大量苗生産技術について,子葉直上摘心苗による2本仕立て栽培の利用効果を明らかにできた。高温期育苗については,低温の渓流水を利用した培地冷却効果を確認できた。収益性評価については,慣行の2倍以上の所得が得られることを明らかにした。20a規模であれば目標とする500万円水準の所得が確保できる。(著者抄録)

シソーラス用語： *トマト ,  中山間地域 ,  *栽培管理 ,  作型 ,  栽培 ,  栽植密度 ,  播種 ,  間作 ,  *作付体系 ,  肥料 ,  施肥 ,  節水 ,  夏 ,  冷水 ,  水 ,  噴霧冷却 ,  噴霧 ,  冷房 ,  温度制御 ,  原価低減 ,  省力化 ,  作物収量 ,  利益 ,  所得 ,  苗 ,  育苗 ,  摘心 ,  低段密植栽培 ,  減少 ,  変化 ,  改変
準シソーラス用語： 2作採り ,  インタークロッピング ,  渓流水 ,  根域 ,  細霧 ,  子葉直上摘心苗 ,  収益 ,  密植

分類 (2件)： 野菜  (FC03043X) ,  施肥法・肥効  (FB05030Y)

引用文献 (8件)：

• 中国四国農政局:新たな土地改良長期計画検討に係る中国四国地方懇談会資料,資料5,2011.
• 伊吹俊彦・家常 高:近畿中国四国農業研究叢書,2,113-154,2009.
• 木下貴文・安西昭裕・河内博文・長崎裕司:近畿中国四国農業研究,22,33-36,2013.
• 長﨑裕司・野中瑞生・川嶋浩樹・鶴崎 孝・的場和弘:農作業研究,39(1),1-7,2004.
• 長﨑裕司・川嶋浩樹・畔 武司:近畿中国四国農業研究センター研究資料,7,33-43,2010.

タイトルに関連する用語 (7件)： 中山間地域 ,  農家 ,  所得 ,  拡大 ,  夏秋トマト ,  安定生産技術 ,  体系