荷主の輸送データに基づいたモーダルシフトによるCO<sub>2</sub>排出削減ポテンシャル

熊井大; 吉田好邦; 松橋隆治

文献

J-GLOBAL ID：201502236216918757 整理番号：15A0143204

荷主の輸送データに基づいたモーダルシフトによるCO₂排出削減ポテンシャル

CO₂ Emission Reduction Potentials of Modal Shift based on Shipper’s Transport Data

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号：別冊ページ： 391-396 発行年： 2014年12月02日
JST資料番号： S0805A ISSN： 0389-6633 資料種別：逐次刊行物 (A)
記事区分：原著論文発行国：日本 (JPN) 言語：日本語 (JA)

省エネ法の定期報告書から得られたデータと貨物地域流動統計,物流センサスなどのデータを接合し,既存研究で得られた輸送事業者の結果を利用して,大手荷主がモーダルシフトを実施した場合のCO₂排出削減ポテンシャルを算出した。対象となる大手荷主の輸送時に発生するCO₂排出量において,25%程度のCO₂排出削減ポテンシャルが存在することを確認すると共に,モーダルシフトを行いやすい地域を分析した。また,既存研究と本研究との結果を合わせ,複数の運輸部門の地球温暖化対策を同時に実行した場合のCO₂排出削減ポテンシャルを算出し,その結果を検証した。(著者抄録)

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環境問題 , 物的流通

引用文献 (9件)：

服部公裕, 吉田好邦, 松橋隆治(2010)地域間物流に伴う CO₂ 排出量の削減ポテンシャル, エネルギー・資源, Vol.31, No.1, pp.23-28
濱田剛, 岩尾詠一郎, 苦瀬博仁(2008)改正省エネルギー法における輸送時に発生する二酸化炭素排出量の算定方法の比較に関する研究, 日本物流学会誌, No.16, pp.169-176
環境省地球環境局地球温暖化対策課, 経済産業省産業技術環境局環境経済室(2008)地球温暖化対策推進法に基づく温室効果ガス排出量算定・報告・公表制度による平成18年度温室効果ガス排出量の集計結果, pp.25-28
Kumai,M. Yoshida,Y. Matsuhashi,R.(2010)A Study on Energy Intensity and CO₂ Emissions in Transportation Industry ; Journal of Environmental Information Science, Vol.38, No.5, pp.11-20
熊井大, 吉田好邦, 松橋隆治(2012)輸送事業者の自営転換と車両効率の改善による CO₂ 排出削減ポテンシャル, 環境情報科学学術研究論文集, Vol26, pp.243-248

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荷主の輸送データに基づいたモーダルシフトによるCO2排出削減ポテンシャル

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