文献
J-GLOBAL ID:201502237880994980   整理番号:15A0756065

気候学的にみた日本の渇水

著者 (5件):
資料名:
号: 231  ページ: 37-63  発行年: 2015年04月30日 
JST資料番号: G0121A  ISSN: 0387-5369  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 文献レビュー  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
本稿では,気候変動の観点から日本の渇水問題を論ずる。早明浦ダムを中心とした降水量とダム貯水量の関係について紹介し,日本の降水の長期変動に関する統計的事実と将来予測について概説する。日本を対象にしたダウンスケール計算からは大雨日数の増加とともに無降水日の増加を予想するものがある。この様な降水活動の二極化は水資源の確保の観点からみると不安定化をもたらす。少雨をもたらす気象条件について,事例をもとに概観する。沖縄や四国では度々渇水が発生しているが,これらは太平洋高気圧の西偏に関連している現象と考えられる。関東地方での少雨は同じく太平洋高気圧の影響であるが,太平洋高気圧に直接覆われて大気が安定するということが重要であると思われる。東日本に小雪をもたらす主要因は冬季の東アジアモンスーンの強弱である。また,温暖化が進行することが小雪化の傾向を長期化させると予想されている。
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (1件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
気候学,気候変動 
引用文献 (28件):
タイトルに関連する用語 (3件):
タイトルに関連する用語
J-GLOBALで独自に切り出した文献タイトルの用語をもとにしたキーワードです

前のページに戻る