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J-GLOBAL ID：201502240981339894   整理番号：15A0558026

月および火星上の二足歩行のシミュレーション研究

Simulation Studies of Bipedal Walking on the Moon and Mars

著者 (8件)： YAMADA Shin (Space Biomedical Res. Office, Japan Aerospace Exploration Agency) ,  OHSHIMA Hiroshi (Space Biomedical Res. Office, Japan Aerospace Exploration Agency) ,  YAMAGUCHI Tomofumi (Dep. of Rehabilitation Medicine, School of Medicine, Keio Univ.) ,  NARUKAWA Terumasa (Fac. of Sci. and Technol., Keio Univ.) ,  TAKAHASHI Masaki (Fac. of Sci. and Technol., Keio Univ.) ,  HASE Kimitaka (Dep. of Rehabilitation Medicine, School of Medicine, Keio Univ.) ,  LIU Meigen (Dep. of Rehabilitation Medicine, School of Medicine, Keio Univ.) ,  MUKAI Chiaki (Space Biomedical Res. Office, Japan Aerospace Exploration Agency)
資料名： Transactions of the Japan Society for Aeronautical and Space Sciences, Aerospace Technology Japan (Web)  (Transactions of the Japan Society for Aeronautical and Space Sciences, Aerospace Technology Japan (Web))
巻： 10  号： ists28  ページ： PP.5-PP.7 (J-STAGE)  発行年： 2012年 
JST資料番号： U0121A  ISSN： 1884-0485  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 月または火星上を,転倒せずに直立歩行するためには,変化する重力条件を補償する,特別な歩行方策について,検証される必要がある。それゆえ,著者らは,体重懸架システムを用いて,異なる重力負荷のもとでの歩行の力学の変化を調査してきた。著者らのシミュレーションは,つぎの3種類の重力条件からなる:1g(地球),1/3g(火星),および1/6g(月)。トレッドミル上を歩く被験者の,脚筋肉から表面EMG記録が取得された。歩調,スタンスフェーズ時間,およびスステップ幅が,歩行速度とステップから計算された。引き続く実験が,模擬重力を減らすにつれて,筋活動と二重支持フェーズ時間が減少することを明らかにした。これらの変化は,明らかに,荷重除去の直接効果だけでなく,同じものに対する力学的適応によっても生ずる。低重力条件に対して調節するために,人間は歩幅を短くして,またスタンスフェーズを延ばして,ゆっくりと歩むと言える。著者らの研究の,歩行安定性に影響した可能性がある,ひとつの大きな制約は,懸架システムが,不動の枠に固定されていた事実である。著者らは,より現実シミュレーションを実現するために,新型の可動式体重懸架システムを用いて,さらなる研究を開始した。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： 臨床医学 ,  *二足歩行 ,  シミュレーション ,  惑星探査 ,  リハビリテーション
準シソーラス用語： 生物医学

分類 (1件)： 地上及び天体上の施設  (QK09000F)

タイトルに関連する用語 (5件)： 月 ,  火星 ,  二足歩行 ,  シミュレーション ,  研究